忍者ブログ
私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
オモシロモノ
最新コメント
[09/11 クマネズミ]
[07/20 クマネズミ]
[07/16 クマネズミ]
[05/23 樹里@]
[03/05 angie]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
バーコード
ブログ内検索
かうんたー
数え始め 2006/11/14
[81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

観たんだった~
しんどすぎて忘れてました;;
ディズニーが製作したセルフ・パロディー?
アニメの世界から、現代のニューヨークに突き落とされた(上に落ちるっていうのが面白いですね)プリンセス、になる予定のジゼル(ベタやね)。
結婚式に向かう途中だった彼女はすんごいドレス姿でニューヨークの街をさ迷います。
そこへ通りかかった弁護士のロバート、彼も他の人のように彼女と関わるまいとしますが、彼の娘(6歳)は放っておけない。
いったん、自宅へと連れ帰ったロバート、タクシーを呼んで帰ってもらおうとするのですが、寝入ってしまった彼女を見ているうちに……
ディズニーだからやっていいんだよね。
他の映画会社がやったら、きっと訴えられると思う。
最初はアニメの世界のヒロインそのままに振る舞っていた彼女がだんだん変わっていくのが、いいのか悪いのか……
バツイチ弁護士ロバートも彼女がいることで超現実主義からだんだんと変わっていきます。
やっぱり、人は人と影響し合って生きているのだなぁ…と。
まったく変わらない脳天気な王子様とか、喋れなくなって必死にジェスチャーで伝えようとするリスとか面白すぎ!
私は普段ディズニー見ない人なんで、よく分からないんですが、ディズニーファンなら分かる仕掛けが色々あるみたいです。
オマージュっていうかね。
つまりは、どの世界にもそれなりの幸せがあるってことなんでしょ。
楽しい映画ですが、ゴキブリやネズミが死ぬほどダメな人はやめておきましょう。
最近はCG技術が進んでるからね~リアル過ぎるかも(~_~;)
PR
島根県出雲地方に住む、家族全員無職の極貧ソウルファミリー「菅井家」の日常を描き、2004年ネットで公開されるや口コミで人気が爆発。
あまりにもくだらなくてクレイジーな内容のためTVシリーズ&コミック化を許されなかった超危険作が緊急映画化決定!
↑上記は公式サイトより引用させてもらいました。
とりあえず、そんな菅井さんちの日常と呼ぶにはあまりにもみょうちくりんな日常を見せてもらう本作。
私も、キャラクターは見たことあったんですけど、内容って全然知らなかったんですよ。
一体どんな話なのか!?と思ってたら、こんな話だったとは……
登場人物・あらすじなどは公式サイトを見ていただくとして
無駄にお洒落でアートなOP&ED
妙に格好いい音
あまりにもありえないバカげた話
あぁ、FROG MAN ですね~。
菅井君は主役のはずなのに、他のキャラが立ち過ぎて存在が薄い気が…(笑)
しっかし、いいんですか?みたいな誰かとそっくりキャラが続々。
まぁ、タイトルをして推して知るべし、ですけどね。
英訳すると『スガイ&ザ・ファミリーストーン』
どっかで見たことあるべ、この字面(^_^;)
そんな「いいのか!?」みたいなギリギリネタ満載。
そんな笑いがお好きな方は、ぜひどうぞ。

隣のおっさんがぐおぉ~って寝てたんですよ。
お疲れだったんでしょうが、勿体ない。うるさいし(-_-;)
前作を劇場では観なかったのですが(ケイト・ブランシェットが怖い;;)、やはり見てからの方がいいだろうと、先日CATVでの放送が見れたので観て来ました。
アカデミー賞、衣装でオスカーを獲得した本作ですが、これはもう、純粋に衣装で選んだんだなぁ。というか……
他では取れないわな。というか……ケイトは、凄いですけどね、何だか。
ストーリーとしては、そんな大したこともないかなぁ。

カトリックの一派のアジトで真っ赤に染められていく布を見ながら、あぁ、これは『まさかの時のスペイン宗教裁判』!?とか、そんなこと考えてました(~_~;)
そんなこと言いつつも、なかなか楽しめましたよ、うん。
ストーリー的に凄く深い、というようなことはないですけど、それなりに見応えはあります。

スペイン国王が、がに股過ぎじゃない?とか(史実に基づいてても、王様なんだからもうちょっと…)
せっかくのあの時代に拷問器具は鳥かごだけ?とか
女王様の手が働き者の農夫みたいに見えちゃうなぁ…とか
突っ込みたいところは色々ありますが……

でも、この話ってよく考えたら、愛しのスペイン無敵艦隊が負けちゃう話だったのよね~(~_~;)

あ、今回の男前。
初めの方の場面、エリザベスが、スペインの大使とかと会う部屋に入る時に、カーテンというか幕というか、を開けて入るのですが
そこの所に左右に衛兵(?)が立っております。
その、向かって右側。これはなかなか男前なんじゃないかと……
後、エリザベスの求婚者の一人で一番若い人?
一緒に食事をしてた王子、ね。彼も可愛いかな。
ハンドタオルでよかった。
見終わった後、そんなタイトルのメールを友達に送りました。
これも、予告編で泣いてしまった映画の一つ。
予告では特に、そんなに悲しい場面は出てこないのですが、何だかキューっとなって涙が出てしまったのでした。

平和だった頃のアフガニスタン。
アミールとハッサンは友達同士。
なのですが、物語か進んでいくとちょっと様子が違ってくる。
アミールの家は裕福で、ハッサンはそこで働く使用人の子どもだったのだ。
子供同士、友達なのだけれども時々主従が見え隠れする。
ハッサンの父は、子どもの頃先代に引き取られて、そのまま使用人として働いている。

凧揚げのシーンから始まるこの映画、この『凧揚げ』は象徴的だ。
公園で、子供達の凧揚げを見ている大人のアミール。
妻と家に帰ると、自分の本(処女作のよう)の入った段ボール箱が部屋の前に置かれていた。
その箱を開けていると電話が鳴る。
アミールが出ると、それは彼の恩人とも言うべき父の友人だった。
彼は告げる。「君は戻って来なければならない。」と。

少年時代のアミール。
ここでの凧揚げはケンカ凧というのか、相手の糸を切ったら勝ち、というヤツである。
糸を切られ飛ばされた凧を追いかけるアミールとハッサン。
他の子供達と全然違う方向へと走るハッサンにアミールがそっちでいいのかと問いかけると「僕を信じて」と彼は答える。
やがて、彼が立ち止まると、子供達が凧を追いかけながら走ってきた。
凧はまるでそこに来ることになっていたかのように、ハッサンの手の中に。
家に帰る途中、年上の三人組に絡まれてしまうが、ハッサンのお陰で何とか切り抜けた。
家に着いたアミール、手にはハッサンが取った凧が。
居間では父親とその友人が話をしている。
そして、アミールは父親が、「あの子には何かが欠けている」というのを聞いてしまう。
黙って自分の部屋に行くアミール。

自分は親に愛されていないんじゃないかと思う子どもは悲しい。
前にも書いたかもしれないけど、これは経験から……今、思い出しても涙が出そうになる。

彼の様子を気にして、部屋に来てくれたのは、居間で話していた父の友人、ラヒム・ハーン。
アミールは机に向かい、物語を書いていた。
ラヒムは先程のことには触れずに、それを読ませて欲しいといい、ノートを持ち帰る。
後日、気に入ったと手紙をくれたと嬉しそうに話すアミール。
どんな話かと訪ねるハッサンに、「魔法の杯を手に入れた男の話で、その杯に涙を注ぐと真珠になる。終わりは男は真珠の山に座って、腕には死んだ妻を抱いているんだ。」と。
それを聞いて、不機嫌な様子になるハッサン。
どうしたのかと聞くアミールに、訊ねる。
「何故、妻を殺したの?たまねぎを切ったって涙は出るのに。」
二人の違いが端的に現れているシーンじゃないかと思う。

恒例の凧揚げ大会の日、アミールとハッサンは次々と向かってくる凧の糸を切り、最後の一つになる。
つまり優勝したのだ。
最後に落とした凧をアミールのために取ってくると走り出すハッサン。
頼んだというアミールに彼が言う。「君のためなら千回でも。」
凧を見つけて帰る途中、ハッサンはいつかの三人組に出くわしてしまう。
なかなか帰ってこないハッサンを探しに来たアミールは、ハッサンが乱暴されるのを目撃するが彼を助けに飛び出すことは出来なかった。
その後、アミールは後悔の念からか、ハッサンを遠ざけようとする。
そして、二人の心は離れていき、実際の距離も離れることになる。
ハッサンの父は屋敷を辞め、アミールはソ連のアフガニスタン侵攻により父とパキスタンへと逃れ、アメリカへ。

彼を故郷へと呼び戻す一本の電話。
アミールの贖罪の旅が始まる。

誰にでも後悔していることがある。
あの時、ああいう風に出来ていればよかったのに。
何故、行動に移さなかったんだろう。
もう、ほんの少し勇気があればよかったのに。

私たちには時間を戻すことは出来ない。
だから、本当の意味でのやり直しは出来ない。
だけど、やり直す方法が…、その後悔を後悔だけで終わらせない道があるんじゃないか。

というお話。だと思う。
前半のストーリーをずい分細かく書いてしまった。
ちょっと反省してます。
でも、ここから後をぜひ見ていただきたいので、まぁ長めの前振りと思ってください。

最後の凧揚げのシーンも、とても心に沁みます。
娯楽大作じゃなきゃ嫌だ!という方以外にはオススメです。
観て来ました。
不思議なタイトルのこの映画のチラシを手に取ったのは、もうずい分と前になります。
その時観た映画の上映前に、予告編を観たのかな?
読み直してみて、どうもちゃんと読んでいなかったことが分かりました。
まぁ、改めて読み返すまでもなく予告を観ただけで観ることは決めてしまったので。(予告編で泣いちゃう映画は出来るだけ観ることにしている。)
あまり情報を入れないまま観てしまったのは、よかったのかどうなのか?

ジャン=ドミニクは有名誌ELLEの編集長として華やかな日々を送っていたが、ある日突然倒れて身体の自由を失う。
意識が戻って最初は、自分がどこにいるのかもまったく分からなかった。
だんだんとハッキリしていく意識が、自分の意思が他人に伝わっていないことを知らせていく。
絶望するジャン=ドミニク。
だが、彼は自分が決して失わないものがあることに気づく。
それは『想像力』と『記憶』。
そして彼は、自伝を書き始める。

昔、しばらくの間だけど、彼と似たような状態になったことがある。
車にはねられて、病院に運ばれた時だ。
意識不明で運び込まれた私は、最初自分がどうなって、どうしてそこにいるのか、まるで分からなかった。
割合に酷い怪我をしたので、身体を動かすこともままならなかったし、衝撃で酷く噛んでしまったため唇は腫れあがって喋ることもできなかった。
自分の意思が通じないというのは、酷くもどかしくて辛い。
私は、じきに喋れるようになったので、そんな期間はほんの少しだったけれど……
だから、彼はどんなにか辛い時期を過ごしたのかと思う。
言語療法士が見つけたコミュニケーションの方法で、彼が最初に伝えた言葉は、さもありなん。て感じなのだ。
だが、想像力を羽ばたかせ記憶をたどることで、彼は次第に変わっていく。

観客は、時に彼の目を通して世界を見、時に観察者になる。
夢のように美しい彼の想像の世界を一緒に味わい、彼のいる荒涼とした場所を外側から眺める。

この映画に人生の教訓みたいなことを読み取る人もいるだろうけど(彼の人生は享楽的だったように思えるし)、私はちょっと違うかもしれない。
どんな風になっても人は羽ばたけるかもしないのだ。
さなぎを脱ぎ捨てる蝶のように。
そう、思った。
フランス語が解れば、もっと彼の感覚に近づけただろうに…とちょっと残念に思った。
彼の言葉が理解されていくのを一緒に体験できるから。

この映画が、死への準備のための道具になれば、と監督のジュリアン・シュナーベルは語っている。
そんな風には、私は考えなかったけど、自分がある日死に直面した時に、役に立つかもしれない。

とても印象に残っているシーンがある。
病室に電話の取り付けに来た工事の男の冗談に彼が大笑いするのだ。
そして、「ひどいわ」という言語療法士に、君はユーモアがなさ過ぎると思う。
そんな風でいられたら、とても…何ていうか……、素晴らしいなぁと思う。
彼は、身体の自由を失ったけれど、本当の意味での自由を手に入れたのではないだろうか?
もちろん、身体も魂も自由でいられるのが一番だけど。

ジャン=ドミニク役のマチュー・アルマリックは『そして僕は恋をする』の彼だったんだね!?
ずい分前に見たきりで、記憶は微かだ。見直したいけど、ビデオテープはどこにやったのかなぁ……?
それと、彼の父親役のマックス・フォン・シドーがとてもいいです。
他にも、見たことあるなぁ…という人がたくさん!です。
まぁ、そんなことは関係なく、よい映画だと思います。
映像の力を駆使したといいましょうか。
使われている音楽も魅力的です。
パンフレットにはサントラは出ないようなことが書いてあったけど、どうなんだろう?
あったら、欲しいなぁ。

相変わらず、要領を得ない文章で申し訳ないm(__)m
とにかく、観てください!ってことなのですよ。
久々に、原作本も読んでみようかな?って気になってます。

あ、気になってるんですが、原題の『Le Scaphandre et le Papillon』。
そのまま英訳すると、『The Diving Suit and the Butterfly』なのですが、アカデミーノミネートの時に見たタイトルは『The Diving Bell and the Butterfly』でしたよね?
何でなんだろう?Diving Bellつうのがよく分からんのですが……
邦題は(本のタイトルでもあるけど)不思議且つロマンティックな感じでいいですね。
もちろん夢を見るのは潜水服の中の人なんだろうけど(^_^;)

追記:Diving Belというのは、釣鐘型の潜水器のことなのだそう。
だから、映画で見るイメージとは少し違う気がしますが、Diving Suitというと皆もっと今風のものを思い浮かべるからなのかも。

忍者ブログ [PR]