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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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観ました。

19世紀末のウィーン。
魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。
ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者(?)のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧する。
実は、アイゼンハイムとソフィの間には、少年時代、身分違いによって引き裂かれた過去があった。
再会した二人は、幼い日の想いを再び燃え立たせるようになる。
だが、今では皇太子の結婚相手になるであろうと、世間の注目を集める彼女と幻影師の彼ではまたしても釣り合う筈もなかった。
しかし、その後ほどなくソフィが謎の死を遂げてしまう。
謀殺の噂も沸き立つ一大スキャンダルの最中、アイゼンハイムは新たなそして前代未聞のイリュージョンを舞台で披露するのだが…。

禁断の愛を描いたラブストーリーとか
主演は、本作が本格的ラブストーリー初出演となるエドワード・ノートンとか
書かれている映画紹介を目にするようにこれは(私の苦手な)ラブ・ストーリーなんである。
監督・脚本のニール・バーガーは「この映画で見せるトリックとは、その仕掛けではない。目に見えるものばかりがすべてではない、という不思議な感覚」といっているそうでその点では『プレステージ』と比較されるのも頷ける。
のですが……
私は、比較対照するものじゃないと思うんだよね~
確かに、ラストに仕掛けがあるってところが、そうしたい気にさせるんだと思うんだけど。
これは、あくまでも『ラブ・ストーリー』なんですよ。
その味付けとして奇術が使われているだけ。
『プレステージ』は男二人(?)の愛憎劇であり、犯人探しを伴うサスペンスのようなものだったと思うのですが、この映画は『愛』のために何をするか?という、やっぱりラブ・ストーリーなんだね。
まぁ、この映画は事件に関わった刑事の回想という形を取っているようなので、このラストシーンが事実なのかどうかは解らないのですが、何だか理不尽。
私ゃ、皇太子が不憫だよ。
ルーファス・シーウェルだからかもしれないけど。
あぁ、ハムレットが届いたので見なくっちゃ!
私が彼に出会った映画です。でも長いのよ。
それに出番は最後の最後にちょっぴりだし……そこだけ見ればいい、ってもんだけど、そうはいかないの。
そこまで我慢するから、値打ちがあるのよ。
フォーティンブラスの出現は。
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観て来ました。

1972年11月17日、ロンドン。
バーバラ・ベークランドが、愛する息子に殺害された。
彼女はアメリカの大富豪であるベークランド家に嫁ぎ、幸せな日々を送っていたはずだった。
この衝撃的な実話を元にした、原作「SAVAGE GRACE(直訳すると野蛮な優美さ)」が1985年に出版され、それを映画化したのが本作なのだそう。

貧しい家庭に育ったバーバラは幼い頃から幸せになるには『いい男』つまり『金持ち』と結婚することだ。と母に教え込まれていた。
その教えどおり、その美貌を武器に大富豪のブルックスと結婚し、息子のトニーをもうける。
しかし、バーバラが社交に熱中する一方で、ブルックスの心は次第に冷え、やがて年若い恋人を作り、去ってしまう。
取り残された母と息子はかつてない程に密着した関係となり、それは悲劇的な結末を迎える。

ジュリアン・ムーアがバーバラの30年にわたる人生を演じている。
原作のタイトルどおり優雅でありながら、感情をむき出しにする少し狂気じみた演技に圧倒される。
また、衣装もヒロインであるバーバラのその時々の心情をよく現しているように思う。

母親殺し、母と息子の関係、と、衝撃に満ちた内容の筈なのに、不思議と淡々と見れてしまう。
少年時代、恋人同士のように二人で寄り添って歩く様子を見ていると、別段不思議でもないのかなぁ……と思ってしまうのだ。
ただ、大人になって『ママ』ではなく『バーバラ』と呼ぶ彼に少しドキリとさせられる。
つまり、息子も、特段そこから抜け出そうとしていないのだ。
衝撃的な筈のバーバラ殺害のシーンも驚く程静かだ。
音もなく崩れ落ちるバーバラ。
血も流れず、ただ床に倒れいて、傍目には眠っているように見えるかもしれない。
トニーの膝に頭を預けている光景は、子どもが眠っているようで、どこか幸せな雰囲気すら漂っている気がするのだ。
バーバラを殺害した後、中華のデリバリーを頼んで、母の遺体の傍で食べている彼を狂気の沙汰だと思うかどうかは人によると思うのだが、私にはただ自分が何をしたのか、ちゃんと理解できていないように見えた。
もの凄く怒ったり、泣いたりするとお腹が減るやん?

この物語の中で、鍵となるのは『死んでしまった犬の首輪』かもしれない。
彼は、引っ越してもそれを失くさずに持っていた。
ロンドンの家に来てから見当たらないと、何度も繰り返す。
バーバラにも捜させた。
その首輪が見つかった直後の出来事だったのだ。

生理的に受け付けない、と書いてる人もいたので、万人向けではない。
ただ、宣伝文句程、衝撃的でもない。
何だろう…妙に淡々としててね~
起こっていることは衝撃的だけど、描かれ方が衝撃的ではないのかな?
ジュリアン・ムーアってチャレンジングよね。
50年代の衣装とかメイクが本当にハマっていて、この人実は美人なのね。と思う。
『家族』とかについて、改めて考えてみるきっかけにすべき映画なのかもしれないけど、何だかそんな気にもなれないでいる。
うん。でも駄作でもないと思うんだね。
パンフレット買って帰ったもん。

あ、ベークランド家がお金持ちなのはベークライトっていうプラスチックを発明したからです。
あまりにも鬱々して死にたい気分が盛り上がりそうだったので、こりゃいかん!と、観て参りました。
今回もバジェットゲージ健在。
告白タイムもあり。
そして、リラックスタイムとやらも登場!

秘密基地では鷹の爪のメンバーが今日も和やかに世界征服を企んでいる。
前作を反省して超ショボイオープニングに挫けつつも、その分の予算を回したスーパー戦闘ロボも完成した。
そこにDXファイターが!いつものように惜しげもなく必殺技DXボンバーを早速に見舞おうとする。
いつものように金銭で引き伸ばし計る総統。
引っかかったDXファイターにスーパー戦闘ロボで攻撃!!と思ったら……
『せんとう』違い……
復讐のためにDXファイターのDXカンパニーのデータベース壊滅を計画、博士の開発した“ネットの中に入るマシーン”で、いざ、ネット世界へ。

その頃世間では、会社の乗っ取りが頻発。
何者かの手で株価の急落と買占めが行われていた。
ついに、秘密基地までもが人手に渡ることに!!
どうやら事件はネット世界で進行しているらしい。
日本がほぼ乗っ取られた中、一箇所だけ手を付けられていない地域があった。
ネット世界で知り合ったサイバー犯罪捜査同好会の美津子と手を組み、ハゲタカファンドを倒すべく立ち上がる秘密結社鷹の爪。
彼らは日本を救えるのか!?

いや~こうして書くと、今回もスケールだけはでかいような…気がする。
笑わしてもらいました。
そして、総統の地球征服を目指すハートウォーミングな理由にちょっとウルッと……
まぁ、でも、よく考えたらあまりにも善人の正論過ぎて「けっ」となりそうなことなんだけどね。
ダメダメな総統が、そんなにも頑張っちゃうというところが「けっ」て、言って済ませられないのかなぁ。
『みんなが幸せになる』って、すんごい難しいでしょ?
とりあえず、楽しく観て、「あぁ、確かに、そんな世界になればいいよねぇ」と、ちょっと心に留めておくだけでもいいんじゃないかなぁ……。

同時上映は古墳ギャルコフィー~12人と怒れる古墳たち~
人間世界より一足早く古墳世界に裁判員制度が取り入れられたお話。
裁判員制度について、色々知ることが出来ます。
これ観て、やっぱりただ有罪か無罪かだけじゃなく量刑まで素人が決めるって無理があるんじゃないかと……
いくら玄人さんが付いてるとしたってさぁ……ねぇ?

オフィシャルHPはこちら。前にご紹介したthe HOOSIERS(今回の映画の主題歌はこの人たちの曲)へのリンクもあります。クリップも見れるよ。

あ、ご覧になる方はエンディングもちゃんと見てくださいね。
「GOOD BYE Mr.A」に乗って踊る博士が、博士が…博士が~!!!
しっぽプリプリ~めちゃくちゃ可愛いよ~~!!!

追記:あの豪華な声優陣の使い道がスッゴイわ。勿体なさ過ぎて倒れそうだけどこれが本当の贅沢ってもんかもね(笑)
をば、観に行った、んだけどね……
お財布忘れてさ~取りに帰ったら、なんば着でギリギリくらいだったのに、映画館が駅から遠くてさ~
しかも、着いたら着いたで、劇場に上がるエレベーターから、アホほど並んでやがんの!!
何とか、たどり着いたものの、発券機もまたまた長蛇の列(>_<)
全然間に合わなかった……
すっかり、本編が始まってた。
前にも1日で日曜って行ってみたけど、ここまで酷くはなかったのに……
あれは、他で一本観て、午後から行ったんだっけ……
朝一がこげな恐ろしかことになっちょるとは、思いもよらんかったとです。(どこの人よ;;)
いっそ、ネット予約しなきゃよかったよ~と思った。
なら、アホほど並んでチケット買って間に合うヤツ見るか、諦めて帰るかだもんにゃ。

んで、映画ね。
これ、邦画なんですね。
今更言うまでもないと思うけど……。
このブログをいつも読んでくださってる方はご存知と思いますが、私ゃ基本的に邦画は観ないんですね。
日常から逃避するために映画館に行くのにさ~、その辺を歩いてるような人をスクリーンで見せられてもなぁ……というのがあるわけなんです。
今回は何で行ったかっていうと、キャスティング、ですかね。
佐々木蔵之助、大泉洋、東京オレンジっていう…名前で書けよ!て感じですか?
何か、つい東京オレンジって言ってしまうんですね。
え~と、堺正人。
蔵ちゃんは(と、呼んでしまう)惑星ピスタチオの頃、観てみたいなぁ……と思っている内に辞めはって、劇団も今はナシ。
洋ちゃんのTEAM NACSは、少し前、やっと観れまして、(それまでもチケット取ろうとしたけど、ダメだったんだね)、意外と泣かすね。と。
東京オレンジは劇団としては観てないんですね。
VAMP SHOWで、蔵ちゃんと出てたの観たりとか、フルチン(こと古田新太)と出てた舞台で観たことあるんですけど。

大人になった同級生と過ごす放課後には、予測不可能な展開が待っていた!
頭フル回転!驚きエンターテインメントムービー!

母校の中学校で働く、人の良い教師・神野のもとに、かつての同級生だと名乗る怪しい探偵が訪ねてくる。
探偵は神野の親友で同じく同級生、現在は一流企業に勤めるサラリーマン・木村の行方を追っていた。
心ならずも神野は木村探しに巻き込まれてしまう――

人を疑うことを知らない男と人の裏側ばかり見てきた男。
ちぐはぐコンビの捜索活動から、神野の知らなかった友人・木村の一面が次々と明らかになり、物語は思いもよらぬ方向へと転がりだす!

と、映画については、公式サイトの煽りだけご紹介。

先に書いたように、初めの方が見れなかったんですね。
で、パンフをポイント貯まってたんで、それと交換してもらったんですが、一応シナリオ採録があるんです。
シールが貼ってあって開かないようになってる、だけだと思ったら、本当に袋とじなんだよ。
家帰ってシールのとこ切ってみたらそれでも開かなくって(ま、一部は見えるんだけど)「おぉ!!」と。
んで、読んでみると、最初にネタふりがあるんだね。
自分が結構シーン進んでから観たんだなぁ…と、それで思い知ったわけなんだけど。
そこを観てなくても面白く観れたけど、やっぱり出来るだけ最初から観た方がいいでしょう。
あんまり、色々書くと面白くなくなると思うので、煽り文句くらいを心に留めて劇場に行きましょう。

あ、木村探しに巻き込まれてしまう神野と、同級生を名乗る男、この二人のバディ・ムービーとしても楽しめます。
何か、こう、入れ子構造、かな。

あと、こんなところにムロツヨシとか、こんなところで中山佑一郎?とか、芝居好きの方にもお楽しみがあります。

あ、そうだ!
何で、朝一なんかに行ったかっていうとですね。
新感線のチケットとか買ったりしようと思ってたわけなんですね。
んで、なるぺく早く帰って野球を見よう、という……
久々にROYAL HUNTが来ますんで、ツアります。
っても、東阪なんですけど……
でも、その直後に、ライヴが決まる前から取ってた芝居があるんで、出ずっぱりなんですよ。
だから、しばらくサボると思います。
すんまそんm(__)m
試写会に行ってきました。

「ここに来てどれくらい?」
「11年と16日…ずっと、数えてるんだ。」

エヴァンは施設で育った孤独な少年。
自分を取り巻くさまざまな音が音楽に聞こえるという彼は、施設の他の子達から理解されず、孤独な日々を送っている。
だが、彼は信じていた。
この世界のどこかに、まだ見ぬ両親が待っていると。
ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設からマンハッタンへと導かれる。
彼はそこで、生まれて初めて楽器を手にし、瞬く間に音楽の才能を開花させる。
時を同じくして、離ればなれとなっていた両親も、それぞれの思いを胸に、運命の糸にたぐり寄せられるようにニューヨークにやって来る。
エヴァンは、夢にまで見た両親に会い、愛を伝えることができるのだろうか?

最初に、正直に結論を書きますね。
『可もなし、不可もなし』です。
荒唐無稽なおとぎ話もOKの人なら、感動の名作かもしれないし、世界はそんなに都合よく回らない、と思う人なら「けっ」て言って終わりかも。

主人公エヴァンを演じるのは、フレディ・ハイモア。
すっかりアメリカナイズな英語が喋れるようになったんですね~。
彼の両親役はジョナサン・リース・マイヤーズとケリー・ラッセル。
この二人の子どもにしてはちょっと顔が地味過ぎなんじゃ……
エヴァンの才能で一攫千金を狙う、ストリートの子ども達を束ねるオヤジにロビン・ウィリアムズ。
見た目はBONOをイメージしたんだそう。
この人が、『悪い人』のままだったのが、唯一リアルといえばリアルだし、おとぎ話にしたかったのなら中途半端かも。
こういう人が改心するのって好きじゃない?アメリカ人て?(偏見?)

施設でエヴァンがのけ者にされるのも、よく分かる。
だって、音楽が聞こえるって言われても、普通の耳を持ってる身としては、何とも、ね~
こういう人を絶対音感の持ち主というのかな?
そういう人たちは、それはそれで、暮らしにくいと聞いたことがある。
何でもかんでも音階に聞こえる、というか、音階にしか聞こえない。というのはやはり日常生活でしんどいことなのでしょう。

話がずれたな……(^_^;)
観ても損ではないけど、観なかったからって『あぁ、あんないい映画見逃したなんて、勿体ない!!』ということもありません。
エヴァンの一途さに、ウルッと来るか、意固地さにイラッと来るかは、あなた次第。

私ゃ、ちょっと、イラッと来るね(笑)
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