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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
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神の世界アスガルドの王オーディンの息子ソーは、最強の戦士としてその力を誇っていた。
しかし、その傲慢さから、氷の巨人の世界へ勝手に攻め込む。
その行為に怒ったオーディンはソーの力と伝説の武器ムジョルニアを奪い、地球へと追放する。
地球の荒野で目覚めたソーは、オーロラを追ってきた天文学者ジェーン達の乗った車に追突される。
病院へ連れていかれたソーだが、自分の置かれた状況が理解出来ずに大暴れ。
しかし、ジェーン達に救われ(?)、慣れない人間生活を送り始める。
ジェーンとの出会いによって分別と他者への思いやりを身につけていく。
一方、その頃神の世界では、ソーの弟であるロキが陰謀を企てていた。
ソーの護衛であった三人と女神シフは、国家の危機をソーに伝えるため地球へやってくる。
しかしロキは、ソーを亡き者にするため、刺客を放っていた。
ソーは力を取り戻し、地球と神の世界を救うことが出来るのか?

やっと観てきました。
2Dで上映してるところとなかなか時間が合わなくて……
3Dは、どうも体に合わないので(ご予算的にも合わないですけど)、何でもやたらと3Dにするのは止めていただきたいものです。
だいたい、平面に描かれているものをちゃんと立体として認識出来るのが、人間の目のスゴイところなんじゃないの?
でも、Jキャメロンがメッチャけなしたと噂のピラニア3Dだっけ?とか、逆に3Dの値打ちあるかもね~
ホラーは向いてると思うんだよね。
フレディーの爪がジャキーン!!とか、飛び出したら怖くない?
まぁ、観に行かないけど(^_^;)

さて、まず一番の興味はケネス・ブラナーがアメコミ映画の監督!?というところ。
しかし、意外にも(といっては、何ですが…)ハマっていました。
北欧神話がベースになっているのと、ソーの口調はシェイクスピア調で書かれているらしいので、シェイクスピア役者の感性にピッタリマッチしたのかもしれません。
ソー役のクリス・ホニャホニャ君は(名前が面倒くさい!)、まったく好みでないのですが、何だかチュー・バッカに似ている気がする……と思うと可愛い気もする。
頑張って身体を鍛えなくっちゃ~!!と頑張り過ぎて、採寸して作ったコスチュームが着れなくなり、もう鍛えるんじゃねぇ!と怒られたんだとか。
アホやね。
そんなアホなところは、ソーとの共通点でしょうか?
冒頭の子供時代から、ロキの方が断然いいですね~(*^_^*)
何か、ビクビクしてて、光を求めてるんだけど影を背負ってる感じ。
まぁ、お兄ちゃんのことは好きだけど、ライバルでもあるし、憎くもある。という、兄弟ならありがちな感じですけど、もう少し複雑な事情は後々明らかになります。
地球で暮らし始めたソー君。
もっと、わがままで嫌なヤツかと思いきや、豪快過ぎて困るけど、基本的にいいヤツ。
ここんとこが、何かね~
もうちょっと嫌なヤツでもよかったんでは?
まぁ、驕りはあったけど、改心した後とここら辺でそんなに性格よくなった感じもしないんだよね~
ダイナーで地球の食事を美味しく食べていたところ、衛星が落ちてきたとの話を耳にする。
それはきっと、一緒に飛ばされたムジョルニアに違いないと、拾いに行くんだけど、神の力を奪われたソー君がいくら引っ張ってもビクともしないのでした。
ガックリするソー君。
力だけの問題じゃなくて、ムジョルニアを持つに値する存在にまだ成れていないということなのでしょう。
そして、一方のロキの出生の秘密に、彼の陰謀の理由があるのですけど……
これを知ると可哀想であんまり責められない。
そりゃあ、屈折しちゃうよ!

一方、ソー君はジェーンに自分達の国のこと、宇宙観を教え、彼女の心も掴み、送り込まれた刺客にも周りの思わぬ方法で対処して(刺客に本来の方法で殺させないところがロキのソーへの愛憎だよね)、それが評価されてムジョルニアも彼のとこに戻ってきて、スンゴイ力で敵をやっつけて、世界を守るために自分の恋も犠牲にしちゃうけど(当たり前だよ)、とりあえずはめでたしめでたし。
で、
エンドロールの後に続く、と。
最初にエンドロールの後も話が続くよ。と注意書きが出たのですが、早々に出ていく人もいました。
これからご覧になる方は、おしっこ漏れそうとかじゃない限り、最後まで見て下さいね。
エンドロールといえば、見ながらハッとしました。
「しまった!!スタン・リーを探すの忘れたぁあ!!」
必死で思い出して、当たりをつけました。
はぁ、ヨカッタ(^_^;)

さて、エンドロール後のお話。
やっぱり、アイアンマン2を見なきゃいけなかったのかな~?
体調がイマイチだったのか、忙しかったのか、グウィネスもあんまり見たくないし、無理してまではいいやって止めちゃったんだよね~;;
アヴェンジャーズに向けて色々盛り上げていってるようですけど、この感じだとソーはもちろんロキも出るんだね~楽しみ(^_^)v

お話としては、至極単純過ぎる気もしますけど、最近ヒーローは屈折しまくりだったから、久しぶりに一本気なヒーローもよろしいんじゃないですか?
でも、私はロキが好き(笑)

あ、別に浅野忠信に恨みはないけど(好意もないけど)、北欧の神さんがモンゴロイドって、個人的にはやっぱヤダな。
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水族館で働くワン・シンチョン。
妻は息子が幼い時に亡くなり、それ以来男手一つで、自閉症のターフーを育ててきた。
その息子も21歳になったばかり。
しかし、シンチョンの体は癌に冒され余命わずかだと宣告される。
残されたわずかな時間の中で、自分が死んだ後も息子が暮らしていける術を見つけなければならない。
やっとのことで、受け入れてくれる施設を見つけたシンチョン。
しかし、父にはまだ息子に伝えるべきことが残されていた……。

ども。
昔、海遊館に行った折、イルカがグワーッと寄ってきて、自分はやっぱり可哀想な子なんだな~と自覚した赤姫です。
イルカは身体だけでなく、精神的な障害を持った子も分かって、何故だかそういう可哀想な子と遊んであげようと思うそうです。
イルカと触れ合う治療施設とか、海外にありますよね。

余談はさておき。
冒頭、父と息子らしき2人が小舟に乗っています。
やがて船べりに座る2人の間には重りが置かれ、2人の足はそれに結び付けられています。
掛け声とともに2人は海に飛び込み……

この後、2人は道を歩いています。
さっきのは実際の出来事ではなかったのかしら?
そう思っていると、近所に住む留守中の鍵を預っていた女性がやって来ます。
そして、シンチョンの傍に寄ると「何だかにおうわね。」
そう、海に飛び込んだのは現実だったのです。
旅行に行くと断って出かけた2人でしたが、余命わずかなシンチョンは自分が死んだ後の息子のことを心配するあまり、いっそのこと一緒に……。
と思ったのでした。
が、
息子のターフーは泳ぎが上手過ぎて、縄をほどいてスイスイと泳いでしまったのでした。
父が勤める水族館の水槽の中を魚達と一緒に自由に泳ぐ姿に、「魚に生まれていたら幸せだったのに」と思わず言ってしまうシンチョン。
それでも、彼は残された時間を息子が自分がいなくなった後も暮らしていけるように、教え込むことに使い始めます。
卵のゆでかた、買い物の仕方、バスの乗り降りから、シャツの脱ぎ方まで。
少しずつ少しずつ、時には自分に残された時間の少なさから焦って、怒鳴ってしまったりするのですが、それもまた、彼の必死さ故なのだと胸が痛みます。
その頃、水族館での公演に来ていたサーカス団のピエロ役のリンリンと知り合ったターフー。
父親や、近所の人達以外に自分を受け入れてくれる人を見つけます。
毎日が大変だけど、幸せな日々。
それもやがて終りがやって来ます。
やがて来る別れを必死に教えようとしたシンチョンですが、ターフーが本当に理解したのかどうかは、彼の表情から読み取ることは難しい。
だけど、きっとちゃんと伝わっているし、シンチョンは約束通り彼の傍にいるのだろうと思えるラストシーンでした。

脚本・監督のシェエ・シャオルーには『北京ヴァイオリン』でも、散々泣かされたけど、またやられてしまいました(ToT)
まぁ、近所の人も水族館の人もいい人ばっかりだし、世の中そんなんじゃないよ。
というのも、ありますが、周りの人達が皆いい人なのは、シンチョンの人柄が培って来たものなのじゃないのかな?と思えるのです。
とは言え、これから、きっとうんと大変なんだろうけど。
ターフーが名前(大福)の通り、多くの幸せに恵まれるといいな。
そんな、優しい気持ちになれる映画です。

ジェット・リーがノーギャラで出演したことが有名ですけど、スタッフも一流どころが集まっています。
私はクリストファー・ドイルの撮る『青』が好きなんですけど、この映画でもいい感じです。
ジェット・リーもただのちっさいオッサンなんですけど、息子のために懸命に生きる父親の強さを伝えてくれます。
ターフー役の文章(ウェン・ジャン)が、ホントに上手いです。
自閉症の人達は他人の表情が読みとれなかったり、自分の感情を表すのが苦手なのだと聞いたことがあります。
そういう、生きていく上での大変さを私達に伝える一方で、ターフーの父親への愛情も伝わって来ます。
水の中を自由に泳ぎ回るターフーですが、文章くんは泳ぎを知らなかったそうで……それで、ここまで出来るようになるとは!
そんな彼は、実は父親でもあるそうで、この映画に出て何を感じたのか、ちょっと知りたいですね。

そして、エンディングはジェイ・チョウのホントに彼らしいバラード。
ただ、エンドロールちゃんと尺を合わせてなくってブチっと切れちゃうんですよ(>_<)

1913年、国境の町で、パイク・ビショップ率いる強盗団の“ワイルドバンチ”は、騎兵隊を装い鉄道事務所の銀貨強奪を図る。
しかし鉄道会社に雇われた賞金稼ぎ達に待ち伏せされ、銃撃戦となり、パイクたちはメキシコへ逃走する。

銃撃戦で生き残ったのは、パイクの他に4人だけだった。
奪い取った袋を開けてみると入っていたのは、銀貨ならぬネジの留め金だった。
国境を越えて一味の若いメキシコ人エンジェルの故郷の村に着いたパイク達は、村が政府軍のマパッチ将軍に脅かされている事を知る。
更にエンジェルは、恋人のテレサがマパッチの元に行ったことを知って嘆く。

かつてはパイクの仲間で、賞金稼ぎ達を指揮するソーントン達の執拗な追跡に、パイク達は、マパッチ将軍のメキシコ政府軍が本拠地とするアグア・ベルデに逃げ込む。
彼らは1万ドルの報酬でアメリカの軍用列車から武器を奪うよう依頼される。

列車強盗を成功させ、武器を政府軍に引き渡す時、マパッチ将軍の裏切りを予測していたパイクは、武器を小分けにすることで身の安全を図る。
マパッチは渋々報酬を支払った。
しかし、マパッチを憎むエンジェルが武器の一部を反政府ゲリラに渡した事が政府軍に漏れていたことから、エンジェルはリンチを受ける。

仲間を見捨てる事が出来なかったパイクは、エンジェルを助ける為、たった4人で2百人を越すマパッチ軍に乗り込んでいく。

一度見てみたかったサム・ペキンパー。
だけど、まぁ、あんまり得意じゃないのだ西部劇。
これは、西部劇に引導を渡した最後の西部劇とも言われている作品だそうで、もう若くはない強盗団達の最後の仕事を描いたという感じでしょうか?
パイクの一味の一人が鉄道を目の敵にしたり、舞台がメキシコ国境の近くだったりするのは、アメリカにもう古き良き(?)西部はないということなのでしょう。
パイク達が襲った鉄道事務所のすぐそばでは教会の禁酒キャンペーンみたいなのが行われていて、人々が行進をしているのですが、銃撃戦が始まると、この人達も巻き込まれます。
何の関係もない人達もバンバン撃たれて、ビュービュー血を流して死んでいきます。
賞金稼達は賞金稼ぎ達で、死んだ人達から装飾品を盗み取ったりして、これまた良識も何もない行いっぷりです。
かつてのパイクの仲間であるソーントンだけが、ちょっと紳士風だし、思考能力もまともな感じです。

何だろうな~何もかもが理不尽な感じ?
シュールと言われる所以でしょうか?

冒頭に子ども達が棒を立てて、まるでコロシアムのように仕立てた中で、蟻の大群にやっつけられるサソリを見物しているシーンが出てきます。
子ども達は皆楽しげで、最後には火をつけた藁を投げ入れて、蟻もサソリも焼き殺してしまいます。
これも、やっぱり楽しそうに。

これが、何を象徴していると取るかは人ぞれぞれですが……
蟻もサソリも子ども達も、悪意はない、ですよね。
蟻やサソリはどうなのか分かりませんが、子ども達が『善』とか『悪』とかの意味が分かるようになるのは、多分もう少し先のことです。
悪意のない残酷さというか、残虐性の存在の象徴なのかな~?と思ったりします。
私だって、子どもの頃に蟻を溺れさせたこともあります。
悪いことだとか、可哀想だとか、いう気もちはまだ芽生えていなかったと思います。
まぁ、子どもがイノセントだなんて、嘘っぱちですし。
だけど、環境が後々の性質の形成に大きく関与するのは確かですよね。
少年兵達とか……。
この映画で子ども達が現わす意味というのも考えてみると奥が深いのかな~

さて、何故ペキンパーが一度見てみたかったのかというと、理由はコレ。
いや、こんなビュービュー出たらスゴイなぁと思って(^_^;)
故郷の星・ロリアンを追われ、地球に逃れてきた9人の若者たち。
彼らは守護者とともに、地球の各地に散らばっていた。
ある日、“ナンバー3”が殺される。
それを察知した“ナンバー4”。
次は自分の番だ。
居場所を変えた“ナンバー4”にある日覚醒が訪れる。
それは、レガシーと呼ばれ、“ナンバー4”と“ナンバー9”だけが持つ特別な力だ。
守護者ヘンリーの反対を押し切り学校に通う“ナンバー4”。
しかし、彼らの星を滅ぼした敵、モガドリアンの魔手はすぐそばに迫っていた。

予告編を一回見たくらいかな~
あまり、予備知識なしで出掛けました。
アレックス・ペティファーは『アレックス・ライダー』を見て気に入ってたんですけど、ちょっとゴッツクなっちゃいましたね。
顎のラインとか。
仕方ないけど、美少年だったのに……と、ため息を漏らさずにはおられません。

ため息は続きます。
始まって最初のクレジット。
あちゃ~マイケル・ベイだわ(^_^;)
まぁ、覚悟して観なくてはなりますまい。

先に書いたようにまるで予備知識なしだったので、“ナンバー4”がエイリアンだったとは知りませんでした。
何か、特殊組織の人かと思ってた。
『ハンナ』みたいな。

さて、いきなり“ナンバー3”が襲われる場面から始まります。
可愛い子だったのに残念;;

この映画、背景が全く描かれないので分からないことだらけ。
まず、ロリアンは何故滅ぼされたのか?
モガドリアンがロリアンを滅ぼし、何とか生き残った9人すらわざわざ地球までやって来て狙うのは何故なのか?
何故、律儀に順番に殺すのか?
ロリアンの人は元々あぁいう容姿なのか?
変身してるなら、逃げる時に何故容姿を変えないのか?
“ナンバー4”は恐らくほぼ地球育ちで、故郷のことを知らないにしても、まるで危機感ゼロなのは何故なのか?
まぁ、ここは分かってるかな。
バカだから。
自分の命が危ないのはもちろん、他人にも迷惑がかかると理解する想像力も欠除。
守護者がいくら言ってもまるで聞かない。
ただのわがままな自己顕示欲の権化。
こんな子のお守をしている守護者の命が長い筈もなく……
この辺りで、ようやくことの重大さを把握したんじゃないかとは思うんですけど……

主人公が異星人でこれまた異星人の敵に命を狙われているという設定以外は学園ドラマ。
転校生いじめにあったり、好きになった子の元彼が有力者で、他からもシカトされたり、いじめられてる子と仲良くなったり、好きになった子も彼に思いを寄せているが故にますます目の敵にされたり……。
でもさ、もうちょっと悩め。
自分は異星人なんだし、女の子を普通に好きになっていいのか?とか。
女の子の方も相手は異星人なんだし、自分より滅茶苦茶長生きしたり、全然年取らなかったり、だいたい自分が今見ているのは本当の姿なのか?とか、まるで考えない。

地球に来た9人はお互いの居場所は知らないらしいんだけど、そんなのあり?
種として生き残るためには、一緒にいるかどうかはともかく、お互いのことを把握してる必要があるんじゃないの?
本人達はともかく、守護者も知らないのかな~?
そもそも、どうやって地球に来たんだよ~

という、“ナンバー4”達の背景はまったくもって描かれません。
でも、つまらないかというとそんなこともないのです。
その場その場は面白いの。
ショッカー要素もあって、ビクッとさせられたり、ちょっと受け狙いな笑わし所とか。
観てる間は楽しめるんだけど、観終わって振り返ると、結局何だったんだ?
というマイケル・ベイ印。
いかにも続きを作りたそうなエンディング。
てか、このまま終わったら、本当に一部分だけ映像化してみました。的作品です。

そっか~アレックスはこれでクイン(何でgleeの役名;;)と会ったのか~
もう、別れちゃったみたいですけど。
まぁ、暴力沙汰な男は止めた方がいいですよ。

気になったのは、いじめっ子マーク役のJAKE ABEL。
スーパー・ナチュラルにも出てたみたいですが、シーズン3の途中からサボって見てないので4,5に出てた人は分からない;;
何か、ケビン・ベーコンに似てない?
三白眼とか、目のくぼみ具合とか。
声も喋り方もかなりソックリ。
「む、息子!?」って思っちゃう程だけど、違うみたい。
まぁ、実は息子です。
とか言われても驚かないわ~
“ナンバー4”の守護者役の男前は、ティモシー・オリファントだったけど、ダイ・ハードとか見てないんだけど見覚えがあって、何で見たんだろ?
そういえば、守護者は男前に決めてるんですかね?
この辺りが、地球に来て何かを見てコピーした感じが否めないんだけどなぁ……
て、話が戻っちゃうな;;

とりあえず、眠くならないような、何か面白い、後々引きずらないような映画が観たいな~
という人にはいいかも。
文化大革命の最中、1970年代初頭の中国。
農民から学ぶべきだという教えのもと、都会の高校生は農村で住み込み実習を行っていた。
ジンチュウもそんな女子高生の1人。
彼女が行った村にあるサンザシの樹には、樹の下で亡くなった抗日戦争の兵士の血が染み込み、本来は白い花が赤く咲くという、革命精神を象徴する言い伝えがあった。
村長の家で暮らすことになったジンチュウは、村長一家と家族同然に暮らす地質調査隊の青年スンと出会う。
自分への好意を隠さず、何かと気に掛けてくれるスンに恋心を抱くようになるジンチュウ。
しかし、それは許されぬ恋だった。
彼女の両親は右派と見なされ迫害を受けていたからだ。
幸運にも教職に就く機会を得た彼女は、家族の唯一の希望だった。
だが、もし革命の精神に背いて恋愛に浮かれていると知られたら、クビは免れない。
ある日、2人でいるところを、ジンチュウの母に見つかってしまう。
“娘の幸せを願うなら、会わないでほしい”と言うジンチュウの母の言葉に頷き、彼女の元を去るスン。
お互いを想い、待つことを誓って別れた2人だったが……

予告編でほぼ内容は、分かってしまいましたね。
都会から来た青年に恋する少女、というパターンはよくある気がしますが、これは逆ですね。
青年の方も元々この村の出身ではないようなので、町から来た2人が田舎で出会うという……
今、書いててふと思ったんですけど、あしながおじさんみたいですね。
ジュリーとジャービス坊ちゃんが田舎で出会うってヤツ。
あれは、全部おじさんの策略ですけど。
スン役の人はちょっと中井喜一のような雰囲気のいかにも育ちのよさそうな好青年風。
ジンチュウは見てるうちにだんだん美保純さんを思い出しまして……
地味で清純そうだけど何かエロい感じ?
という訳で、中井喜一と美保純のカップルをグッと若くした感じの絵を想像していただくといいかもです。

スンは母親が右派と疑われ自殺してしまったという悲しい過去も持っていますが、父親は共産党の幹部。
反革命分子のレッテルを貼られた両親の娘であるジンチュウとは月とスッポンな家柄なのです。
それでなくても、恋愛で浮かれているだけでも反革命的であると非難されてしまう時代。
まぁ、何ていうか可哀想ですね。
恋する気持ちとか、両想いとかあんまり分かんないけど。

学校のグランド整備のため、裸足でセメントを混ぜて火傷してしまったジンチュウを病院に連れて行った帰りにお母さんに出くわしてしまうのですが、最初は「顔を隠してればいいよ」とか言ってるのに、2人とも手を離しちゃったりするんだな。
これが、若さ&バカさなんでしょう。
隠れてることも忘れて大はしゃぎなんだもの(-_-;)
お母さんに言われて、彼女のためにも会わないと誓うスンが、ただほどけてしまった包帯を巻き直させて欲しいと言って、無言でゆっくりと丁寧に包帯を巻くシーンは秀逸。
誰も何も言わないんだけど。
スンの目から
ジンチュウの目から
こぼれ落ちる涙
お母さんが封筒作りの内職のために振るうノミ(みたいなヤツ)の音だけが響く

こうして、約束通りしばらく会わないでいた2人ですが、スンが入院したと聞いたジンチュウは居ても立ってもいられずに休みを取って病院に行ってしまったり。
泊る所のない彼女のために看護士の部屋を借りて、2人でただ寄り添って眠る夜。
入院したのは、ただの検査で何ともないと言うスンですが、予告で分かってしまってるので、悪いのは明らか。

友達が妊娠、中絶したことで、スンへの信頼が揺らいで、病院に駆けつけると、彼は既に退院した後。
あの時、部屋を貸してくれた看護士から、スンが買ってくれたサンザシの絵のついた洗面器を受け取って帰るジンチュウ。
家へ帰ると友達の言うとおり、裏切られたのだと思い、腹立ち紛れに、封筒の内職で使う糊を塗り付けたりする。

結構、この人揺らぐのよ。
割と信用してない。
女って面倒くさいと思わせる典型のような気もする。
それに、最初に農村で出会った頃、万年筆とかもらっても、(遠慮はしたけど)平気だったのに、婚約者がいると聞いた途端、お金を払うと言ったり。
つまり、婚約者がいない男からは貰っても構わないと思ってる。
これが、何か違和感で……まぁ、“自分”で払うと思っていたのか……?

スンはやっぱり、重い病気で学校でのジンチュウの授業中迎えがやって来る。
最後に息子の望みを叶えてやろうという親心は誰でも一緒なのか。
見上げた天井が、とても悲しい。

結局、女はフラフライライラして、男は一途だったと。

途中、無声映画みたいに時間経過と出来事が書いてある文字がバンと出る。
これが、何か流れが寸断されちゃうような気もして……、まぁ場面転換、暗転のような役割もあると思うのだけど、私はあんまりいい方法だと思わなかった。

チャン・イーモウらしい、純愛っていうけど、何だかそこはかとなく漂う気持ち悪さも健在。
初恋のきた道みたいな。
それはそれで、いいのかな。

それにしても、どんな病気だったら、あんな色味になるのだろう……
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