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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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えへへ、久々のジャッキー(^^)
でも、アメリカ映画なんだけどね。
見るからにイケてない、堅物風のペンのセールスマンのボブ。
しかし、実は、それは表向きの顔に過ぎなかった。
彼の正体は中国から出向しているCIAの敏腕エージェント。
いつものように緊急呼び出しを受けた彼は、製油所を襲ったテロリストを捕まえた。
しかし、彼はこれを最後の仕事にするつもりだった。
隣家のシングルマザー、ジリアンとの結婚を考えていたのだ。
しかし、そこには障害が……
ジリアンの3人の子供たちは、ダサいボブとの結婚に反対していたのだ。

そんなある日、ジリアンの父親が入院し、彼女が急に実家に帰らねばならなくなった。
ボブは子供たちと親密になるチャンスと、張りきって留守番を引き受ける。
が、子供たちは、もちろん不満。
母親の再婚をぶち壊すため、彼の弱みを探ろうと所持品をスパイする。
その時、長男のイアンがボブのパソコンからダウンロードしたものが、彼らの運命を大きく変えることになる。

CIAのパートナー、コルトンからボブの元にポルダークが脱獄したとの知らせが届く。
ポルダークは、ロシア当局の極秘情報にアクセスし、世界経済を混乱に陥れる計画を実行に移そうとしていた。
しかし、その情報は既に何者かにアクセスされた後だった。
調査の結果、ダウンロード先が割り出された。
計画の邪魔者を消そうと、ポルダークは手下に皆殺しを命じる。

一方、ボブはスパイ・グッズを駆使して子供たちの面倒を見ながら、少しずつ彼らと心を通わせてゆく。
そこに迫るポルダークの魔の手。
危険を察知したボブは子供たちを安全な場所に避難させるが、そこにも敵の刺客は迫っていた。
CIA内に裏切り者がおり、ポルダークに通じているらしい。
巨大な陰謀に巻き込まれた、愛する者たちを、そして世界を救うため、ボブの究極のミッションが今、始まる!

原題は『THE SPY NEXT DOOR』
文字通り、隣のスパイ。
とはいえ、まさか本当に隣に住んでる訳ですか……
ジャッキーのハリウッド進出30周年記念作品。
凄腕エージェントボブの活躍ぶりを紹介する映像は過去の映画の名シーンの数々。
という訳で、今回はスパイのジャッキー、それ故に色んな秘密道具(それじゃドラえもん?)を持っている。
ので、いつものようにその辺にあるもので、敵をバンバンやっつける!というのとは違うのですが、今回も身体を張ったアクションシーンを見せてくれます。
この映画はいつにも増してファミリー向けというか、子供が主役な面があって、色んなところがユルいといえばユルいのですが、それもまたいいんじゃないでしょうか?
大げさなロシア訛りの悪役とか、まぁ何ていうか漫画チックなんですが、それもいいかな、と。
先に書いたように、今回はスパイグッズを数多く使うジャッキーですが、終盤、彼らの居所を突き止めたテロリストたちとの対決の場は一戸建て住宅。
オマケに子供たちのいたずらで彼が隠しておいたスパイグッズは見つからず……
というわけで、いつものジャッキーのアクションです。
もう、本当にやっぱりこういうの上手いなぁ……
どこから来るのかこの独創性は。
でも、例えば冷蔵庫とか、どこかで見た懐かしいアクションもあり。
ジャッキーのファンには更に楽しめる要素が盛り込まれているのも嬉しいところ。

最後はちょっとほろりとさせられるハッピーエンド。
大人も子供も楽しめて、見終わった後、いい気分で我が家に帰れる作品だと思います。

ところで、『ペン』といえば、思い出すのはナポレオン・ソロ。
秘密基地(?)の入り口とか、デル・フロリアぽくないですか?
過去のスパイ映画(もちろん007も)へのオマージュもちょっと盛り込んでるらしいところが、また心憎い(^_^)

あ、エンディングには、もちろんジャッキー映画ではお馴染みのNG集もあり。
短い映画だけど、最後まで楽しませてくれます。
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独立系映画製作会社の社長であり、プロデューサーとして、何作もの企画・製作を同時進行で精力的にこなし、家に帰れば妻と3人の娘たちをこよなく愛する誠実で魅力的な父グレゴワール。
彼には人を魅了する天性の資質があり、自分が信じた才能に賭ける勇気があった。
しかし、不況の折、独立系ゆえか、会社の資金繰りは次第に悪くなっていた。
また、気難しい監督による制作の予算超過が追い打ちをかける。
そして、なす術もなくなったと感じたのか、ある日突然、自ら命を絶ってしまう。
あまりにも唐突な死。
母娘に残されたのは、多額の借金と数本の未完成の映画。
この物語は、父喪失の悲しみを何とか乗り越えようとする、母と娘たちの再出発への道を描き出す。
娘たちは父と最後に過ごしたあの夏の輝きを胸に、今でも父の大きな愛が自分たちの中に息づいているのを感じながら、新たな道を歩いていく。

前半は、父親であるグレゴワールがいかに精力的に仕事をこなし、映画に情熱を注ぎ、そしてまた、良き家庭人であったかが描かれる。
家庭でのグレゴワールは、子供時代にこんな父親がいたら、幸せだっただろうと思える、理想の父親像の一つだ。
しかし、自信に充ち溢れていた彼の顔が、突如、苦悩の表情に取って代わる。
彼の死は、家族同様、観客にとっても、不意打ちで、あまりにも呆気ない。

所用でロンドンに行っていた妻が戻ってくる。
自分がパリを離れなければ…と、後悔もする。
心細い思いで母を待つ子供たち。
シルヴィアを出迎えた、グレゴワールの友人だったセルジュが部屋に閉じこもった次女のヴァランティーヌに言う。
「姉さんも妹も君を支えにしているんだよ。」
父に似てユーモアに溢れた彼女は一家の人気者だった。
「父さんは私達のことを思わなかったの?」と尋ねる彼女。
「いつも思っていたよ。でも、昨日は苦しくて、忘れてしまったんだ。」
セルジュのこの言葉はきっと真実なんだろうな~と思った。
フッと他のことを忘れてしまって、人は死を選んでしまうのかもしれない。
夫の死後、シルヴィアは何とか会社を立て直そうとするが、奮闘もむなしく、結局管財人の手に渡ることに。
会社をたたむ前に一家が事務所を訪れる。
一家には悲しみよりも、父が愛した場所を訪れた、ウキウキしたような気分すら感じられる。
その後すぐにタクシーに乗り込み、パリを出ることになった一家。
時間が押して、行く筈だった父のお墓参りも出来なくなってしまった。
涙ぐむ長女の目に、去りゆくパリの街はどんな風に映ったのか?

エンディングに流れる「ケ・セラ・セラ」を聞きながら、あの日セルジュがヴァランティーヌに言った言葉を思い出す。
「私たちこれからどうなるの?」
不安げに尋ねる彼女にセルジュは答える。
「大人の女の人になって、素敵な恋人を見つける。」
たとえ、どんな悲劇に見舞われようとも、人生は続いていくのだ。

いつものことだけど、ちっとも上手く表現できない(>_<)
お父さんが死んで、その悲しみを何とかそれぞれ乗り越えて、頑張るけどお父さんの会社は人手に渡り、生まれ育ったパリの街も出ていく。
こうして書き出してみると何だか惨めな話に思えるかもしれない。
だけど、そうじゃないんだ~っていうものが、この映画には込められている気がする。
それは、残念ながら私の筆力ではとても表現できない。
出来れば、ぜひ、ご自身で感じとっていただきたい。
パリのアメリカ大使館に勤めるジェームズ・リース。
彼には上司であるベニントン大使はもちろん、恋人のキャロリンさえ知らない、もう一つの顔があった。
それは、CIA捜査官。
の見習い。
いつかは国家の機密に関わるような活躍を夢見ていたが、今はまだ雑用程度の任務ばかり。
しかし、ついに上級レベルの任務を命じられたが、アメリカからやってきた“相棒”はとんでもない奴だった。
彼の名は、チャーリー・ワックス)。
上層部も一目置くスゴ腕の特別捜査官だが、ひたすら我が道を行く予測不可能な行動、全世界を敵にまわすような毒舌など、何もかもが常軌を逸していた。

空港に到着早々、税関で散々もめた後、中華料理店を装っているが実はドラッグ密売組織のアジトに乗り込み、問答無用の銃撃戦を繰り広げる。
しかも狙いは密売組織ではなく、それを資金源にしているテロ組織だという。
夜が明け、朝が来てもワックスの追跡は終わらない。
とんでもない相棒に引きずりまわされて疲労困憊のリース、さっさと捜査を終えて自分を待つ恋人の元へと帰りたかった。
が、
ワックスが突き止めたテロ組織のアジトの壁に、隠し撮りしたリースの写真が!!
いったい誰が、何のために―?
そして、テロ組織の標的は何なのか!?

タイトルは、スパイといえばの007の名作(らしい)『ロシアより愛をこめて』に引っ掛けてある、んですよね?
頭脳明晰だが、繊細で人に向けて引き金を引くことの出来ないリース。
憧れていた仕事も現場に入ってみると想像していたのとは大違いで、「きっと、この仕事は僕には向いていない」弱音を吐く。
そんなリースを、「だから俺みたいなやつと一緒に頑張れ」と励ますワックス。
正反対の男二人の荒っぽい珍道中のようなバディムービーは、成長の物語でもある。
次第にワックスのやり方に慣れていき、目の前の人の死も受け入れられるようになっていく。
思いがけない人物の(そうでもないんだけど、妙に察しがよくなっちゃったのかな~?)裏切り。
そのことに動揺しながらも、持ち前の頭脳をフルに働かせてテロの標的にたどり着く冷静さ。

ラストシーンは、短い間に培われた二人の絆と一回り大きくなったリース(ファーストネームはジェームスなんだね、芸が細かい)のこれからの活躍を感じさせるシーンで、思いっきり人が死んでいく割には爽やかだ。
まぁ、これでいいのよ。娯楽映画だから。
サムとトミーの兄弟。
兄のサムは、学生時代はアメフトのスター選手で、チアリーダーだったグレースと結婚し、2人の娘を持ち、米軍大尉として功績を残し、人望も厚い。
弟のトミーは定職にもつかず、挙句の果てには銀行強盗で服役する。
トミーの出所の日。
サムはアフガニスタンへの出発を数日後に控えていたが、車で弟を迎えに行く。
元海兵隊の父は厄介者のトミーに辛辣な言葉を投げつけ、グレースと娘たちも彼をよく思っていない。
だが、幼い頃に母親を失くし、弟と支え合いながら生きてきた兄のサムだけは別だった。
また、トミーもサムにだけは心を開いていた。

しかし、サムが戦地に旅立って間もなく、家族の元に訃報が届く。
サムの乗っていたヘリコプターが撃墜されたのだという。
葬儀の日、悲しみのせいか父親はいつにもましてトミーに食ってかかった。
「お前が死んだら、誰か悲しんでくれるのか?」

サムの死によって、兄のためにグレースと娘達を自分が支えなくてはと思い始めるトミー。
次第に、グレースも娘達もトミーに心を開いていく。
やがて父親もトミーを見直し、家族は少しずつ立ち直っていく。
そしてトミーとグレースは、お互いに惹かれ始めていた。

そんな時、思いもかけない知らせが届く。

サムが生きていたのだ。
家族は空港に駆けつけ、サムの痩せ細って、すっかり変わり果てた姿に驚きながらも、再会を祝った。
だが、サムは、戦地に赴く前の彼とはまるで違ってしまっていた。

10日の内にジェイクの新作が2本も観れちゃうとは!
ペルシャの王子様とは全然違うテイストの本作。
『ある愛の風景』のリメイクだそうで、コレ観たような気もするんだけど、観たいと思ってたけど行きそびれたのかな~?
レヴューは書いてないですね。

そ~ですねぇ……
何て言ったらいいのか、今や使い古されたといってもいいプロットなのですが、今も現実に起こり得ることなんですよね~
それがちょっと複雑……

出来のいいお兄ちゃんと、その陰にいる弟。
サムの娘である姉妹にも、同じようなことが起こっていて、「妹はみんなに可愛がられるの」という姉の気持ちがトミーには痛い程分かった筈。
だから、「自分のことを好きになれ」という言葉はとても胸に迫るけど、人間なかなかそれが出来ないのだ。
ていうか、それが出来ている人はそんなことで悩んだりしないのだよね。
そういう辛いに人間の心が分かる人だから、悲しみに傷ついたサムの家族はだんだん心を開いていくのだと思う。

アフガンで、想像を超える酷い経験をしたことから、だんだんと壊れていってしまうサム。
彼が感じる戻ってきた家での居心地の悪さは、ハートロッカーで見たことを思い出させる。
戦争みたいな経験は、人はだんだん壊していく。
人は人を殺すようには出来ていないのかどうかは知らないんだけど。
そのように教え込まれた人間が、その禁を破るという矛盾が破綻を生むだろうことは想像出来る。

故に、サムを壊した原因を観客に知らせてから、彼のことを見守るという、天の視点もいいと思うのですが、最後に、グレースと一緒に観客である私達も、その理由を初めて知る、という方が家族の視点から見ることが出来たんじゃないかな?とも思う。
どちらがいいのかは分からないけど。

ラストシーンを救いと見るべきかどうかは分からない。
この家族が元の形に戻ることは、絶対にないだろう。
これから、どう家族が再生していくのか、再生出来るのか?
それを問いかけているのかもしれない。

撲殺は、私が考える嫌な殺され方のかなり上位に入りますが、殺す方もじかに感触が伝わって嫌かもね。
香港警察特捜班主席警部のレン・クォンは、出世も間近に控え、美しい妻と息子と幸せな生活を送っていた。
彼は連続猟奇殺人事件を追っていたが、とある高層アパートで何者かに襲われて気絶し、病院のベッドの上で意識を取り戻した時、数日間の記憶がなくなっていた。
彼に知らされたのは、一緒に向かった先輩のタイ警部が血まみれの姿で発見され、意識不明の重体だということだった。
そして、今までの連続殺人と同じ手口でやられたらしいということだった。
争った形跡と、タイの爪にレンの服の繊維が残っていたことから、レンが犯人ではないかという声が上がる。
記憶の戻らないレンは、捜査チームから外されるが、同僚で親友のクァイと真相を追い始める。
自分が襲われた事件現場で、浮浪者らしき男を見たこと、自分が血まみれのタイ警部を見降ろしたのは9階であったことの記憶が甦る。
異臭のするポンプ室にたどり着くと、そこには猿の死骸と血の付いた電気ドリルが放置されており、鑑識の結果、そのドリルにはタイ警部の血痕が付着していた。
同時に、これまでの犯行現場はいずれもレンの自宅近くの破辺洲で、しかもレンの休みの日に事件が起きていることも分かる。
次々と出てくる証拠に、警察はレンを疑いクァイを監視役に任命する。

次々に発見される物証が、自分が犯人であることを示唆しているとしか思えなくなったレンは混乱し、ノイローゼになっていく。
そんな状況の中、また新たな殺人事件が起こり、レンは狂気へと追い込まれていく。
犯人はやはり自分なのか、それとも誰かが陥れようとしているのか?
クライマックスに明かされる衝撃の事実と結末とは?

ちょっとネタバレかも。ご覧になるつもりの方はお気をつけて。

まず、チラシで十分驚かされちゃったこの作品ですが、(だって、アーロンよ、あれ。あ~えらいこっちゃ;;)初っ端からびくぅっとさせてくれます。
血まみれの男がドサーっと……上から……
しかも立ち上がろうとして足がボキッと……(@_@;)
真相を追い求めれば追い求めるほど、証拠は自分を示している……という。
まぁ、近年ありがちなパターンでございますが、ここでやっぱり彼が犯人なのかしら!!と思った方が面白いよね~
うぅ~む、そう、近年ありがちなこのパターン、多分、自分とちゃうやろな~と見切りをつけちゃったのでした(^_^;)
でも、じわ~っじわ~っと追い詰められていく、主人公に同調してか、こちらもかなり神経が参ります。
そんな意味では見応えありますね。
残虐なシーンはお金がかかるからなのか、あんまりちゃんと見せてくれないのが残念でもあり……
途中、ある人物が関わっているんだろうな~と、あたりはつけたのですが、まさかそんな関わり方とは!!
もう、まるでフォアボールを選んで押し出し逆転でお立ち台にたったサブローのコメントです。
「え、そんなんいいんですか!?」
いや~、そんなオチいいんですか!?マジですか?
とはいえ、このオチが与える後味の悪さとこの先への不安感がこの映画のいいところじゃないでしょうか?

大陸で上映することは考えてなかったらしいこの映画、中国での上映用にかなりのシーン、そしてオチまで差し替えになったとか……
最近は大陸を考慮に入れてない香港映画は貴重ですから、本来の形で見られることはラッキーだと思います。
後味悪いけど(笑)
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