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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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邦画が続くぞ、どうしたことだ(笑)
友達のお友達が急にいけなくなったというので、私が「面白そう」と言っていたのを覚えていてくれたのか、試写会に行かせてもらうことになりました。

お話は
都立紅女子高校歴史研究会の美加代は、顧問の勝先生が強引に決めた合宿で部活の仲間と共に、落ち武者の里として知られる山形県・御釈ヶ部村へ。
その村では丁度落ち武者を祭った祠を倒すイベント『祠倒し』が行われようとしていた!
村の床屋の三太郎は代々祠を守ってきた一族の末裔で「たたりがある」と言うのだが、その意見はあっ気なく却下され、祠は倒されてしまう。
その夜、本当に落ち武者達が復活し、村人を次々と襲っていく!!!
そして、その中のリーダーで侍頭の葛貫忠経(つづらぬきただつね)が、生前寵愛していた官女の光笛にそっくりだった美加代を光笛の生まれ変わりだと思い連れ去ってしまった。
落ち武者に襲われた村人達は何故か次々とゾンビと化していく!!
方々から襲われながら美加代を探す歴史研究会の仲間達と三太郎。
果たして、彼らは助かるのか?
美加代を救い出せるのか?
村人達はどうなってしまうのか?

いや、なんだべこれは!?
ホラーなんだけどコメディーそして時々ミュージカルでもって家族の絆も描いちゃったり&もしかしてラヴ・ストーリー?
ごった煮かつ闇なべ的?
何だか妙に豪華キャスト!
今まで重そうなシリアスドラマばかり撮ってきた印象のある竹中直人の監督最新作はヘンテコだけど映画への愛を感じる1本です。
って、今までの観たことないんだけど(笑)
辛気臭い邦画なんか耐えられねぇべ?
それにしても、これはイキナリはっちゃけ過ぎなんでは?
あんま色々書いちゃうよりは、とりあえず観よう!
B級映画が好きなら観ればいいじゃな~い?なんである。(私は別にB級好きではない)
何じゃ、こりゃ!?
なんだけど
何じゃ、こりゃ!?(笑)
って感じなんである。
いや、何じゃ、こりゃ!?(怒)な人もいるかもしれない。
でも、ここは一つ笑って度量の大きな所を見せときましょう!
うんうん。
あ、でも、これだけは言わせて(書かせて)もらいます!
あれは~、祠じゃねぐってぇ、石像なんでねぇのかぁ?
祠ってご神体とかを祭っておく建物というか、アウトドアな仏壇みたいなもんだと思うんだけど……。
どうよ!?

ところで、成海璃子ってこんなに丸かったですか?
まぁ、丸いお年頃ですしね。
健康的でよいと思います。
友達のお兄様も『可愛い』と言っていました。
私は、正直よく分かりません(笑)
美醜の感覚が一般的ではないらしいので(^_^;)
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試写会に行ってきました。
邦画です。
自分が当たりました。
珍しいでしょ。
何か、ちょっとくらい出しとこうかな~と応募したら当たったという……
最終的は立ち見の人もいらしたようで、何だかすみません;;

お話は
クリスマスを間近に控えたローマ。
外交官の黒田(織田裕二)がこの地に赴任してきた。
実は書記官という身分は偽りで、イタリアでのテロ予告を受けて派遣されたのだ。
その頃、赴任先の日本大使館では、G8外務大臣会合の準備に追われていた。
そんな中、美術館で一人の日本人少女が失踪した。
当初は迷子かと思われたが、身代金を要求する電話が……。

大使館に赴任して間もない研修生・安達(戸田江梨香) とともに、母親(天海祐希)に付き添っていた黒田は、犯人からの電話を受け、とっさの判断で父親だと名乗る。
そのことで事件に深く関わらざるを得なくなっていく。
イタリアでは身代金取引自体が違法のため、警察に知らせる黒田。
警察とも協力し、夫婦を装い身代金取引に応じる振りをすることに。
犯人から指定されペイン広場など、観光客の多い、人でごった返す場所を転々とさせられる2人。
それを不審に思う黒田だが、警察の判断ミスにより警察の介入が犯人グループにばれてしまい取引は中止となってしまう。

最愛の娘を誘拐され憔悴していく母、紗江子は、娘の安全よりも犯人逮捕を優先させたイタリア警察と警察に通報した黒田にも不信感を募らせていく。
そんな折、ロンドンから彼女の知り合いの商社マン・藤井(佐藤浩市)も駆けつける。

警察の包囲網をたくみに撹乱し姿を見せない犯人グループ。
一向に進展しない捜査に、悩み苦しむ紗江子。
そんな姿を目の当たりにし、独断での調査を決意する黒田。
旧知の仲のフリーライター佐伯(福山雅治)の力を借りて調査を進めるが、外交官には捜査権限がないため、イタリア警察から内務省を通じて越権行為とのクレームが入ってしまう。

やがて、少女の誘拐事件は、イタリア大統領やG8首脳をも巻き込む、イタリア全土を揺るがす大事件へと発展していく……。
犯人の真の目的とは……!?

て書くと、何かスケールデカイですね。
イタリア大統領やG8首脳をも巻き込む、イタリア全土を揺るがす大事件、は、ちょっと嘘かな~;;
思ってたよりは面白かったですが、何ですかね~2時間サスペンスで○○周年記念で海外へ飛び出すとか。
はぐれ刑事純情派とかでも、スペシャルで海外へ行ったのとかあった気がするな~
あぁいう感じがしなくもないですね;;
私は2時間サスペンスが好きなんで、いいんですけどね(^_^;)

黒田さんは本当は外交官じゃないんじゃないかと思ったんですけど、結局外交官なのね。
天海祐希が凛々しすぎて全然取り乱してるように見えないし;;
大使館職員にそこそこなキャストを当てているにもかかわらず、誰でもよかったやん!?みたいな使い方しかしてないし……
イタリア全土は…揺るがしてないですしね。
アマルフィについての神話が劇中で語られますが、だからどうなの?的な……
サブタイトルの『女神の報酬』にいたっては、全く意味不明。
うぅん。
イタリアだった意味が分からん!!
ま、でも、オールイタリアロケっちゅうことで、背景はキレイですし
織田裕二が好きな人は、きっとこれで満足なんでしょう。
2時間サスペンス好きもOKかも。
金かかってると思うけど、何かしょぼいな~
映画が、というよりは、ストーリーがって気がするけど、原作は読んでないから何とも言えませんな。
観てきました。
マイケル・ベイは嫌なんですけど……

前作でオートボットとの壮絶な戦いの末に敗北したディセプティコン。
しかし、残党は宇宙で生き延びていた!
新たな仲間を率い、復活したディセプティコン。
そして、その師である“フォールン”と、ともに再び地球を狙う。

そうなんですよ、『マスター』ですよ……ジェダイかっ!?と突っ込みたくなる所ですね。
スター・ウォーズのメカデザインのパクリなんじゃないの?な小型メカもあったり(スピルバーグだからいいのかな?)
前作の話は……覚えてないんですが、まぁそんなに中身はなかったと思うんですけどね、マイケル・ベイだから。
今回『エネルゴン』という、まぁ彼らのエネルギー源ですね。
それを得るために昔々に地球にやってきたときに作った装置で太陽を壊しちゃおうという。
どういう理屈でその『エネルゴン』というものが出来るのかは分からないんですけど、卵が育つ(卵生なのね;;)のにもぜひとも必要だという話。
大学へ行くことになったサムは、荷物の整理中に『キューブ』の欠片がパーカーにくっついているのを見つける。
これが勝手に動き出し、キッチンのトースターなんかまでトランスフォームしだして、家は無茶苦茶。
そして、突如意味の分からない記号の幻みたいなのを見始めるサム。
『キューブ』の欠片に触れたことでその知識が彼の中に吸収されたのだった。
その知識を狙うディセプティコンたちにまたも追いかけられる羽目に……

今回もバンブルビーは可愛いですよ。
大学には連れて行けないと言われてしょぼくれたり。
個性的(?)トランスフォーマーもいっぱい。
軍の全面協力ってことで(ですよね?)戦闘シーンも素敵。(私は潜水艦が好きだ!)
上海やエジプトなどロケ先もスケールアップ!
ま、でも、特に大した話じゃないので、映像を楽しみましょう!
何といっても売りが<驚異の映像革命>ですから。

今回もシモンズさんがいい味出してます。
というか、今回大変かっこいいですね。
やっぱり上手いな、ジョン・タトゥーロ。ですかね。
他の役者さんはは、まぁ別に……

それでも、まぁ、そこそこ楽しめました。
でも、2時間半はちょっと長いかな~;;
サムのオトンとオカンのドタバタとか、オタクなルームメイトとのシーンもあってもいいけど、ちょっとしつこい(-_-;)
観てきました。
ホントはさ~トランスフォーマーとか、観たかったの。
メッチャ眠たかったから、静かな映画やと寝てしまいそうやったんですよ;;
でも時間が合わなくて……
そうね、OL向けの時間じゃないのね、トランスフォーマーは(--〆)

1958年、ドイツ。
15歳のマイケルは学校の帰り道、気分が悪くなったところをある女性に助けてもらった。
後日その時の礼にと、花束を持って家を訪ねたマイケルは、彼女が気になって仕方がない。
彼女の家を再び訪ねたマイケル、その気もちに応えるように彼女はマイケルを受け入れてくれた。
逢瀬を重ねるうち、彼女=ハンナはマイケルに本の朗読をねだる。
時間と共に深まっていくマイケルのハンナへの想い。
しか、ある日突然ハンナはマイケルの前から姿を消してしまった。

数年後、法律を学ぶ大学生になったマイケルは授業の一環で訪れた法廷でハンナと思いがけない再会をする。
彼女は戦時中の罪に問われていた。
裁判に通ううちに彼女が必死に隠し通してきた秘密にようやく気づいたマイケル。
それを明らかにすれば、彼女の罪は間違いなく軽くなるはずだった。
しかし……

時は流れ、結婚そして、離婚を経験したマイケル。
荷物を整理するうち、彼は再びハンナの "朗読者"になることを決め、彼女の服役する刑務所に朗読を吹きこんだテープを送り続けるのだった……。

物語の始めは初めての(?)恋に夢中になる青年。
中盤は、その苦悩の日々。
そして、終盤は彼の償いと献身の日々、を描いている。
と、思う。

少年から青年期のキラキラしたマイケル。
と、物語の最初、そして所々に顔を出す現在のマイケル。
レイフ・ファインズって辛気臭くって好きじゃないんだけど(その割りにはよく見かけてしまう;;)、その辛気臭さが行く末の不安を煽っていい感じ、かもしんない。
ハンナが守り通そうとした秘密、それはプライドであり、『恥』だ。
いったんは彼女に真実を打ち明けるように説得しようとした(と思う)マイケルだが、彼女がそうまでして守り通そうとするものを壊すことはできなかった。
それでも、不当な罪を背負わせるよりいいんじゃないか!?
と、思うかもしれない。
でも、その後の彼女はどうなるのだろう?
彼女が他の何と引き替えにしても守ってきた秘密を明らかにして、彼女に恥をかかせて、それで救ったといえるのか?
そして、そんな彼女に自分は何をしてやれるのか?
そう考えたかどうかは分からないが、マイケルは彼女の意思を尊重した。
そして、出会った頃の彼女の年を越える頃、マイケルは失われた日々を取り戻すためなのか、自分の取った行動は間違っていたと思う罪の意識からなのか、ハンナと再び関わっていく。
初めて彼女に呼んで聞かせた『オデュッセイア』。
古いテープレコーダーに向かって、朗読を続けるマイケル。
テープが送られてきた時のハンナの気もちってどうだったんだろう?
今まで手紙も何も来たことがなかったと思われる彼女の元に、『あの夏』が届けられた時。
テープに順番がふってあったでしょ?
数字の横に●印が数字の分だけ(と分かったかどうかは分からないけど)書かれているのを見て、ハンナは何もかも察したんだと思う。
この数字の横の●が何かもう切なくって……ヘン?
そして、ついにハンナはある行動を起す。
これは、やっぱり愛の力ですね。
色恋じゃなくて、もう少し違う形の『愛』の力な気がする。
ハンナの出した結論はとても悲しいけど、これでよかったのだろうな~と、思った。

これは、別にナチス云々の映画ではないですが、ハンナが裁判中に発した言葉がとても興味深い。
『あなたならどうしましたか?』
裁判官に向かってハンナは尋ねる。
彼女は、その当時正しいと思われていたことをした。
自分に与えられた職務を全うした。
それが、後の時代に間違っていたと判明したからって、遡って罰するってどうなんだろう?
もし、自分ならどうしたのか?
この問いかけはとてつもなく重い。

何か観てて途中すごい話し声がして気が削がれちゃったんだけど……すぐ後ろは通路だったのに、どんなボリュームで喋ってるんだ?
デートらしき人々もいたけど、どうでしょ?
デート向きですか?
思いがけず激しかったりするので母娘も、ちょっと……
泣く確率が高いと思うので、化粧が取れた顔を見られるのが嫌な人とは行かない方がいいですね。

あんなに可愛いのにレイフ・ファインズになっちゃうの?
って話なんですが、意外とそんなもんかもしれませんね~
パーシー(ロバート・プラント)が、あんな魔女みたいになるとは思ってなかったでしょ?
オルセー美術館開館20周年記念作品なんだそうです。
作品中に出てくる多くが美術館や個人から貸し出された『本物』なんだとか。
そういう、例えば花瓶が本当に花をいけられている様子というのも何だか感慨深いですね。
やっぱり、こうして使ってこその物なんじゃないかな~とか。
いくら装飾が綺麗だからって机は机として使われてこそ何ぼのもん、なんじゃないのかな?と考えさせられます。

冒頭、大家族が賑やかに母の誕生日を祝うシーンから始まる。
楽しげな誕生会の最中、母親は長男を呼び、言う。
「私が死んだらこの家や、美術品を兄弟で三等分して欲しいの。」
家は売らないと言う長男だが、母はここにある品々は皆行くべきところがあるというのだ。
やがて、誕生会はお開きになり、皆慌しく家を後にする。
元は画家である大叔父が住んでいた広大な庭を持つ家に母は、以前から勤めるメイドと二人になってしまった。
しばらくして母が亡くなり、後に残された物をどうするか、兄弟達はそれぞれの事情を抱え、思い出と現実の狭間で揺れ動く。

印象的だったのはお母さんが言う「思い出や、秘密は、皆私と一緒に消えていくけれど物は残る。」という言葉。
そうだね~
残った物をどうするかというのは、それが値打ちがあろうとあるまいとやっぱり大問題だと思う。
経済学者の長男はフランスに住んでいて、家は休暇で使えばいいし、調度品にも思い出があるから売ることはないと言う。
長女は世界を股に活躍するデザイナーで家には滅多に帰って来れないと言う。
次男は中国で仕事をしていて、今度本腰を入れることになったので、向こうで家も買いたいと言う。
皆思い出は大切にしたいけれど、自分が生きる世界と思い出の家が遠くなってしまっている。

誰にでも起こりうるだろうことが、淡々と描かれていると思う。

終盤、孫娘が家にあった絵の思い出を語る。
人が死んだ後に残るのは、物だけじゃないのかもしれない。

光に溢れる庭が未来の希望を語っているようなラストシーンでした。
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