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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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試写会に行ってきました。
2日連続で……(~_~;)
しっかし、何でレディース・デイとか、映画の日に試写会やるんでしょうか?
前から思ってたんだけど、結構多いんですよね。
映画館に行かせたくないのかな?と思っちゃうよ。
他の日に高い値段で行って欲しいのかもしれないけど……かえって逆効果なんでは?
私だったら、例えば他の日が試写なら、体調が良くないとか、どうしても用事があるとか、今週に限ってはどうにも見たい映画がない。という以外は映画見に行くと思うのですよ。
んで、まぁ、割引だったら見てもいいかな?という映画と前売り買って見る映画とは違うじゃないですか?
どうしても、見たいとか、すごく好きな出演者だ、とかすごく好きな監督だとかの映画は前売り買うでしょ?
「あ、今日はサービスデイか、だったらアレ見てみてもいいかなぁ……」という映画とは違うわけで、かえって自分の首絞めてるんじゃないかと思うよ。
でも、映画って高いよねぇ…普通に当日券買うと1800円でしょ。飲み物くらい欲しいし、気に入った映画ならパンフレットだって欲しい。
となると、本当にお金かかるんだよねぇ…なので、私は出来るだけサービスデイに行って、当日券より浮いた分をパンフにまわすというようにしております。
だから、結局映画館に同じくらいお金落としてるんだけどさ。
ウダウダ文句はこれくらいにして、本題です。

トランスフォーマーで日本でも認知度がグンと上がったシャイア君主演のスリラーであります。
ちなみに私は、『コンスタンティン』の頃から目をつけてたのよん。
といっても、2,3年前のことなんですよね?ずい分老け…いや、大人になったなぁ。
この映画、全米で10週連続でトップ10入りなんだそうですが…、う~ん、そうか…やっぱりメリケンの人とはあんまり合わないのかなぁ……
1時間45分。特に退屈というわけでもないのに、何だか長く感じる。
最初のシーンが、意外だった。プラピを私に認識させたあの映画のようでした。(さよなら三番街で見たばっかだし;;)
で、その幸せが一転……
まぁ、粗筋はオフィシャルとか読んでもらう方がいいですよね?
え~シャイア君演じるケールはある理由で脚に監視システム(パリス・ヒルトンとかが付けられたヤツね)を脚に付けて長い夏休みを過ごす羽目に。
行動範囲は半径30メートルで、それを超えてしまうと警察官が駆けつけるというシステム。
私だったら絶対大丈夫という、三ヶ月お家でまったり。の生活もケール君には退屈なよう。
でもさぁ、半径30メートルって結構あると思うんだけど、彼は家の敷地からも出られないの。
郊外の住宅地って設定なんだけど、ウチからだったら近所のコンビニに行けるかもしんないです(~_~;)
広いのね。
そんで、怪しい(連続殺人鬼かもしれない)家を覗いている時がね…何つうか、まぁ本気でやってないっていうことなんだろうな。
「もうちょっと、真剣に見張れよ。」とか思うわけ。しっかりビデオ固定するとか……女送って行ってる場合じゃないだろ?とか……
ま、ケールの関心は怪しい男よりも隣に越してきた彼女にあるわけで、その辺があまり理解できないけど、仕方ないのかな?
後半、本気になったケール君がカメラに細工したりとメカものを組み立てたりするのがちょっとスパイ大作戦的で個人的には楽しめました。
この映画で私がピクゥッッてなったのは、1箇所。後、ちょっとピクッが2,3回。
最後は悪者をやっつけてめでたしめでたし。

ケールの同級生役のアジア系、アーロン・ヨーは、本当は七歳も年上なんですが、まぁ髪型とか色々理由はあるだろうけど、違和感なく見れます。
アジア系って最近こういう役回りなのね。
隣に越してくる美少女は、呪怨アメリカ版の被害者役のコだそうです。見てないから分からないけど、この子も年上、まぁ大人っぽい見た目どおり。
トランスフォーマーに続いて、あまり私好みではありません。
痩せているのに下腹が出ているように見えるのは気のせい?アメリカ人とか胴体が丸いっていうからアレで普通なのかな?
私はねぇ…もうちょっと肉感的で、可愛らしい顔立ちの方が好きなんですね。クールビューティとか、分かりまへん(-_-;)
ジーナ・ロロブリジータみたいな美女が出てこんかの~(切実;;)
この映画で一番ショッキングなのはデヴィッド・モースの老け方かも…『インディアン・ランナー』の悩める兄もすっかりおじさん…通り越してオジィ……
はぁ。
あ~後、興味深かったのはピーナツ・バター+チョコレート・シロップ。(ピーバタをスプーンでたっぷりすくってそれにシロップ付けて食べる)
うぅ~めちゃくちゃ甘そう(あ、でもアメリカで一般に売ってるピーバタって甘くないんだっけか?)
そりゃ、お腹の具合もおかしくなるよ。なんです(-_-;)

いや~、読み直してみたけど、これ読んで見に行く気になる人がいるかしらん?
でも、1回くらいは見てもいいと思います。結構面白いのですよ。あんま褒めてないけど。
2時間以上経ったと思っても、実はまだ……という、ある意味お得な映画だし(^_^;)
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見てきました。
見た一番の理由は、ダニエル・ブリュールだから。
『グッバイ・レーニン!』以降、彼の映画は出来るだけ見ようかなと思っています。(『戦場のアリア』は見そびれちゃったけど…)
『グッバイ・レーニン!』のせいか、ドイツ人というイメージが私には強いのですが、ドイツ人の父とカタルーニャ人の母のハーフなんだそう。
でも、顔立ちとか、体つきとか、やっぱりドイツ人かなぁ……ラテンの男ってあんなに肩とか厚くない気がする。
えと、重い映画です。
目が痛いです。(泣いて;;)
私は、死刑制度に反対ではない人間なのですが、(償いきれないことってあると思うのですよ。)
それは、今の日本というのが前提なのですよね。
司法が独立してて、この映画の主人公サルバドールのような『政治犯』がいない、という。
『政治犯』ていうのは、難しい問題ですよね。
普段あまり考えるようなことでもないし。
いつも思うのは、ヒトラーや、スターリンだって、最初は理想に燃えて自分の考える『人々のために』っていうのがあった筈。
それが、だんだんと歪んでいってしまうのは何故なんだろう?
その理想が、誰にとっても理想かというと、これもまた難しいですけどね。
舞台はフランコ独裁政権下のスペイン。
『パンズ・ラビリンス』と重なりますが、こちらは末期です。
主人公の無政府主義者サルバドールは、彼を待ち伏せしていた治安警察官を射殺した罪で死刑が求刑されます。
映画ではサルバドールがどんな風に活動に参加するようになっていくか、ということだけでなく、彼の恋愛であるとか、家族のこととか、人との関わりが描かれています。
ごく普通の人好きのする青年として。
当初彼をクズのように思っていた刑務官も彼と話をするうちに、(父親宛の手紙を読んだことも大きいと思う)その人柄にだんだんと惹かれていき、この青年が死ななければならないのは間違っていると思うようになります。
サルバドールに射殺されたとされる警官の遺体には、サルバドール自身が撃った以上の弾丸が残されており、弁護士は弾道検証や検視結果の再考を主張しますが、受け入れられず、彼の刑は確定してしまいます。
彼の刑の執行が迫るある日ブランコ首相が暗殺されて、サルバドールはスケープゴート、というか、政府側の報復の標的とされてしまう。
理不尽な裁判に、彼を救うために動く大勢の人々。
それでも……

印象的だったのは、もう執行まで12時間と迫った彼と過ごす三人の姉妹との場面。
小さい頃の写真を見て、笑ったり…、最後まで希望はあると信じていたいと思いながら、最後の時間を大切に過ごそうとしている。
四人の間には笑顔が溢れているのだけど、頑張って必死に笑っていることは、その中の誰もが承知している。

鉄環絞首刑<ガローテ>のシーンは、ショッキングというか……
備え付けじゃないのね。
職人のおじさんがやってきて、「支柱にするのにこれくらいの棒がいる」とか言って、それに器具を取り付けるわけ。
執行もおじさんがやる。
日本の十三階段の方がよっぽどいいと思える方法です。

私自身はこういうアナーキスト的な活動っていいのかどうか分からない。
『接収』も、あんまりいいこととは思えないし。
その時そこにいないとどんな風に感じるのか分からないことだと思います。

サントラとか、とってもいいと思う。挿入されるシーンがちょっと煩く思えなくもないけど、よく出来た映画だと思います。
オフィシャル・サイトで本当のサルバドール・プッチ・アンティックの写真が見れます。
ダニエルよりいかにもラティーノって感じの中々なハンサムで、明るい人柄が伝わってくるような感じです。
こんな人が死ななきゃならないのを傍で見ているのは、相当に辛いことだと思います。家族や、友達は、ね。
やっと見てきました。
も~体調不良やら何やらでボーっとしてる間うっかり始まってて、あれよあれよという間にもう、公開も終わりに近づき、時間帯が限定されて来た今日この頃。
本当は、予約できる映画館に行くつもりだったのですが、そこでは見られる時間帯がなくなってしまったので、梅田の果てへ……
かなり頑張って行ったけど、着いた時には、整理番号はもうずい分と後ろでした。
が、自分的には結構いいポジションが取れたので、常連組は少なかったのかな?
さて、『パンズ~』昨年度のアカデミーでも結構有力なんじゃないかと言う声がありましたが、結果は結局技術的な賞にとどまっちゃいましたね。
批評家協会賞か、何かは取ったんだっけ?
以前から、度々感じていたことですが、アカデミー会員とは、どうも趣味が合いません(~_~;)
『ミスティック・リバー』にやった時も信じられなかったし……。
そんなわけで、この前のアカデミー賞の行方も、ちょっとどうなの?と思ってたんですけど……(納得なのも、もちろんありますよ。←と、一応フォロー;;)
う~ん、アレにやるよりは、こっちに監督賞くらいあげてもよかったんじゃないの?と思う私。
映画の舞台は、スペイン独裁政権下、少女オフィリアは、母と再婚相手の大尉の許へと向かっています。
オフィリアの手には本が数冊、母親は「山に行くのに、本ばかり持ってきて」と、娘をたしなめます。
母親は、大きなお腹で、旅行するには無理がある様子。
山の中を走る車の列、途中気分が悪くなり車を停めて、降りた母親の後から、オフィリアも外へと出ます。
足元に、転がる石……辺りを見回すと、その欠片がピッタリとはまる石像が……オフィリアがその石を欠けていた目の部分にはめ、その場を離れると、像の口から飛び出すものが……
これが、その後彼女の導き役となります。
屋敷では、豪勢な宴が催される一方、その貯蔵庫に蓄えられた品々は一般の人々には配給制に。
この屋敷が、山にこもるゲリラと戦う拠点のようです。
オフィリアには、この屋敷の独裁者である義父と戦い、母を護る使命と、導き手に引き合わされたパンに与えられた地下の王国の王女たることを証明するという使命が……
彼女は、この運命にどう立ち向かうのか……?
映像の全体的なトーンは暗いです。
それが、この物語のトーンそのものでもあります。
やっぱり、幸せは、その『果て』にしかないのかな?
まぁ、薄々分かっていたことだけど。
赤姫の素朴な疑問:①あんなキモイ人の食卓にあるブドウをそこまで断固として食べたいですか?
            ②軍医がいるのに自分で縫うんですか?
            ③マンドラゴラの根っこを火にくべたり出来ますか?
オススメの映画ですけど、蟲の苦手な方、気持ち悪い生き物がダメな方、痛いシーンがダメな方には、あまりオススメできません。
本編とは、関係ないけど、独裁政権の軍服って、何故かいいのよね。
この当時のスペイン軍の軍服は乗馬ズボンを採用してるし、形としては、ナチスドイツのに近いです。
んで、ブルーグレー。
軍服は、結構堪能できますので、お好きな方はどうぞ。
最後の試写かなぁ?
郊外(?)のシネコンでの試写。
初めて行ったんだけど、下の階にあるスーパー自体も広くてキレイ(つっても、ちょっと歩いただけなんだけど)映画館ももちろんキレイ、新しいしね。
ロビーも広くて、市内に新しく出来たものとは大違い、やっぱ土地が安いってことか…。
2回目もやっぱり、楽しめました。
んで、『マーチ』のとこは、やっぱりちょっとウルウルしちゃうね。歌がとってもいいし。
MR.ピンキーってベン・スティラーのオトンなんだって!!似てる?
そういえば、1回目見て、書いた時触れるの忘れてたんだけど、露出狂のおじさんは、世にも露出狂が似合ってしまった、監督、だよね~?オリジナルの。
帰り道は、疲れました。近隣の人はいいだろうけど。
土曜は、負けてしまったので……久保ちゃん頑張ったよね?おじさん達もよく働いてくれました。
やっぱり、出かけんにゃイカン!!
というわけで、「東宝シネマが10周年で14日は割引するらしいよ。」と聞いたことでもあるし、頑張ってお出かけしてきました。
チョコチョコ用事で、(試写会とかも嫌がらせのように)水曜日が埋まってしまったりするので、この機会に……と。
以前に美輪様の舞台で見たので、彼女がどんな風な一生を送ったかというのは知っていたのですが(この舞台では幼少期はSKIPされていたので、小さい頃目が見えなくなったというのは初めて知りました。)、映画のリアルさをどう受け止めるか……
ピアフを演じたマリオン・コティヤール(『世界でいちばん不運で幸せな私』で、とてもいいなと思った女優さんです。)は渾身の演技…というか、まだ二十代の彼女がよくぞ!!というか……
ピアフは47歳でなくなっていますが、お酒やクスリの影響なのか、写真を見た時に「老けて見えるなぁ…」と思ったような記憶もありますが、この映画でのなくなる前の彼女はまさに老女。
それに病気だから、目が落ち窪んでいたり……そういうのをとてもリアルに作ってあるし、ヨタヨタとした歩き方とか、背中の丸まった様子とか、そういうのから受ける感じは八十代くらいなのですよ。
まぁ、今のばあちゃん達はことさら元気だから、時代を考えるとオーバーなのかも知れないけど。
で、この『老いた』ピアフがアップで何度も映されるわけで、それはちょっとツライかなぁと思った。
渾身の演技とリアルなメイクが画面を凝視することをちょっと辛くさせた。
美輪様の舞台はことさら綺麗に作ってあるから、較べるのはおかしいんだろうけど。
フランス映画らしく、ことさら煽るように盛り上げたりはしないんだけど、本人の人生が波乱万丈だから、ハリウッド映画だったらどんな凄いことになっているかと思うね。
愛しているものから引き離されてばかりの人生を送った人だと思う。
『歌』すらも彼女から離れていこうとするのを、必死に離されまいとするのが、見ていて辛いけど、それだけ愛せるものがあるって羨ましいとも思った。
この映画を、自分にどう取り込んでいいのかちょっと解らないんだけど……。
マレーネ・デイトリッヒに褒められた時の彼女の顔がとても幸せそうで…、憧れの(?)人に褒められるってこの上もなく幸せよね。
ちょっと残念だったのは『ばら色の人生』が英語で歌われただけだったこと(聞き逃した?)。
フランス語で聞きたかったな。
確か、三島だったと思うんだけど、こう言っていたというのを聞いたことがある。
「越路吹雪の愛の賛歌は結婚式に、美輪明弘のは、葬式に。」
エディット・ピアフは両方を歌える人だった…というか、歌わざるを得ない人だったんじゃないかな?と思った。
公式サイトに歌詞があります。…どっちかというと、葬式…かな……?
http://www.piaf.jp/
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