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洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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ジェームス・マースデンが歌うとなれば、やっぱり見に行かなくっちゃね!!
太っちょの女子高生トレーシーのサクセス・ストーリーではあるんだけど、それだけじゃなくてまだ残る人種差別に立ち向かっていく様子も描いている。
舞台は’60年代、ボルチモア。
トレーシーは太めだけどそんなことはまるで気にしてなくて、流行のヘアスタイルでおしゃれして登校、ダンスも得意で、夕方のダンス番組を楽しみにしている女子高生。
ヘアスプレー会社が提供しているのがマースデン司会のダンス番組。
ある日、電気店の前で番組を見ている時、メンバーに一人欠員が出来てオーディションがあることを知ったトレーシーは意気揚々と出かけていく。のですが……
リメイク作品だから、ストーリーは有名ですよね?
(といいつつ私あんまり詳しく知らなかったんだけど;;前から、オリジナル版に興味があったのですが、何だか見れないままに今日に至る。なのです。)
今回はオリジナル作品をミュージカルの舞台化したものの映画化(ややこしい;;)
『プロデューサーズ』と同じ形態ですね。
考えさせられるテーマを扱っているのですが、それだけじゃなくて本当に楽しい!
見てて身体がムズムズしてしまいます。なので、思わず踊りだしそうになって、隣の人に舌打ちとかされないよう注意しましょう(笑)
気をつけることとしては、初っ端からトレーシーちゃんのテンションは最高潮なので、引かないように注意しましょう(爆)
それだけかな?
さて、マースデン氏のお歌ですが、「上手いや~ん!!」です。
声も個人的にはすごく好み。
なるほど、ヒュー・ジャックマンとミュージカルで共演したいと言っていたという話も頷けます。
ところで、ザック・エフロンてあんな顔でしたっけ?
ハイスクール・ミュージカルはチラ見なので、記憶が……(~_~;)
それはともかく、とにかく楽しめる映画です。
帰り道がハッピー&爽やか。
まぁ、現実にはそんなに簡単にはいかないことなんだけどさ。そこは映画だから。
ホントに楽しめるし、マースデンは出番は少ないけど、素敵なのでオススメなのですが、ちょっと元気ないなぁ…という時は見るのは止めておきましょう。
みんなのテンションにあてられますから…こちらもテンション高めで挑みましょう。
それと、画像では何度も見ていたトラボルタ・ママですが、動いているとなかなかキュートです。
特にラストのダンスシーンは圧巻!!
あれであれだけ踊れるって……凄い~!!
イタリア映画を二本観て来ただけなんです(^_^;)
先ずは、『ミルコのひかり』
実際にイタリア映画界で活躍する盲目のサウンドデザイナー、ミルコ・メンカッチの少年時代に着想を得たストーリー。
監督のインタビューによると描かれている殆どのエピソードは実際にあったことのようです。
もちろん、映画として成り立つように脚色はしてあるそうですが……
一言で言ってしまうと、銃の暴発事故で視力を失った少年が、自分の状況を受け入れて、希望を見出していく物語。
当時のイタリアでは法律により、視覚障害児は普通の学校で学ぶことが出来ないため、全寮制の盲学校へ親元を離れて入学することになったミルコ。
少年達を従順な『職人』として育てようとする校長、彼もまた盲人である。
ミルコは自分が視力を失ったことを受け入れられず、点字を学ぶことを拒否、作文の課題として出されたテーマを、偶然見つけたオープンリールのレコーダーを使って音だけの物語として提出。
校長はそんなミルコを即座に否定し問題児だと決め付け、また同じようなことがあれば退学だと言う。
そんなミルコの才能を理解し、新しいテープレコーダーを与える教師であるジュリオ神父。
やがて、ミルコは知り合った管理人の娘や、クラスメート達と力をあわせて音だけで寓話を作り上げるのですが……
時は’70年代、学外では、学生達などによる抗議デモが盛んに行われています。
ある日学校を抜け出したミルコと管理人の娘フランチェスカはその学生の一人で元はミルコと同じ学校の生徒であった青年エットレと知り合います。
やがて学内にも、外の世界のように変化の波が……
まぁ、小難しいことはさておいて、よい映画です。
ミルコ役の子が本当にいい。
負けん気が強そうでありながら、可愛らしさも備えています。(イタリアの子どもって何であんなに睫毛バサバサなのかしら)
盲学校の生徒達はオーディションで本当に目の不自由な子とそうでない子がほぼ半数ずつ選ばれていて、見える子達は見えない子達に、普段どんな風に外の世界を感じているかを教わったそう。
そうしている間に彼らの間に生まれた本当の友情も、この物語を自然で特別なものにしています。
この映画を観て思ったのは『出会い』ってやっぱり大切なんだな。ってことです。
ミルコは自分の才能を認めてくれるジュリオ神父に出会ったことで、生まれ持った才能を潰さずに済んだ。
ミルコの退学を取り消させるために、仲間達と戦ってくれたエットレも彼の人生にとって大切な一人。
個人的にとても印象に残ったのは、校長に逆らうことは出来ないと思い悩むジュリオ神父に「どうしたらいいのか分からない。経験から教えてくれ。」と言われた厨房づとめのおばちゃんの答え。
「私には学がないからよく分からないけど」と、前置きした彼女は言う。
「言いたいことは、たとえ誰かを怒らせても口に出さないと、後できっと後悔する」と。
とはいっても、世の中には言わない方がよかったと思うこともあるから、100%支持するというのでもないけれど、つまりは、自分が本当に正しいと信じることを権力によってねじ伏せられてはいけないということなんだと思う。
でも、校長の言うことも分かるんだよね。
世界は視覚障害を持つ人にとって、決して住みやすくは出来ていないのだろうし、先ず、自立して生活するために職を身につけるべきだ。というのはある意味正しいのだとも思う。
ただ、『良い加減』を見つけなきゃいけないのだと思うのだけど……
映画の美しさを再確認する映画です。
ミルコが最初に作った物語に挿入されるさまざまな景色は本当に美しい、けれども彼の目には私たちが見るその景色よりもさらにすばらしい景色が見えているのかもしれない。
ラスト、学芸会で寓話を音だけで演じる子ども達と一緒に彼らの目に映る景色を体感してください。
『題名のない子守唄』
トルナトーレ/モリコーネのコンビとなれば、見なくちゃね。
予告編を見た時、私はこの映画は何か事情があって子どもを手放した女が、その子どもを探す話だと思った。
本編を見始めると復讐を狙う女の話のようにも見える。
本当はどうなんだろう?
何度も挿入される女の過去のフラッシュバック。
彼女は時に幸せそうで、またある時は酷い目にあっている。
怖いシーンと痛いシーンが満載の映画です。
あまりにも痛いのがダメだという方にはあまりオススメ出来ません。
本編に入る前に、ラストシーンについて話さないようにと監督からのメッセージがあります。
なので、こう書くとネタばれなんじゃないだろうかと少々心配ですが……
全編「これは本当に、トルナトーレの映画なの?」と思わせながら進んでいきます。
だけど、エンドロールを見ながら、「これは間違いなくトルナトーレの映画だ」と思うはず。
パーフェクト・ストレンジャーなんか目じゃない『裏切り』が、ここにある。
後、もう一本『ヘアスプレー』の試写も行ったんだけど、長くなったので、また次回。
本当なら、映画見倒して……というところなのですが、夕方からライヴだったのと、2,3日前から頭痛で……(~_~;)
結局映画はこれ一本きり。
10月からは東宝の別館にされちゃうOS劇場に行ってきました。
私個人はOS劇場よりも2階の名画座(色々名前変わりましたね~ココ。)の方で、色々映画を見ました。
ミニシアター系の上映館がまた一つ減っちゃうのだろうかと、不安です(-_-;)
今回ももちろん、2階。
ロビーはもう、チラシが置いてあったスタンドとか、何もなくなってて、ガランとしてて寂しかったです。
さて、『オフサイド・ガールズ』
イラン映画です。
こう言うだけで「えぇ~」と言われそうなんですけど、イラン映画って佳作と言うか秀作と言うかいっぱいありますよね?
この映画は『白い風船』や『チャドルと生きる』(←こちらは未見;;)を撮ったパナヒ監督の作品。
この監督はヨーロッパの映画祭でよく賞をもらっていますね。
今回はイラン代表の2006年ドイツワールドカップ出場を掛けた大事な一戦が、首都テヘランで行われることになり、何とかスタジアムで観戦しようと奮闘する女の子達の話。
イスラム教の国の女性が、外出する際にベールのようなもので、髪や身体を隠さないといけないというのはよく知られていますが、それ以外にも色々決まりごとがあるんだなぁ…と。
男性のするスポーツを競技場などいわゆるナマで観戦することも基本的に禁じられているそうです。
で、この映画はイラン対バーレーン戦を何とかして見ようと、男装をして競技場に入ろうとする女の子達、その中で、捕まってしまった女の子達を中心に話が展開します。
彼女達の監視役の兵士は「本来なら休暇のはずで、母親を見舞って、農作業や家畜の世話を手伝うはずだったのに…」と最初、彼女達に腹を立てています。
「どうして試合を見せてくれないのか?」と尋ねる彼女達に兵士達は「汚い言葉を聞かせないためだ。」と言います。
(イランでは、高校までは男女別々で、バスなどでも席が別れているらしいし、男女同席というのも、ダメなようです。)
つまり、元々は女性のために決めた決まりごとが、彼女らから(西洋的な)自由を奪っているということ。
最初は彼女達に対して否定的だった兵士達も(元は普通の人で、また普通の人になる人たちだから)彼女達の一生懸命さについつい味方のような感じになっていきます。
試合の様子を教えてあげることを許可したり、ラスト間近の車で女の子達を移送するシーンでは、「せめてラジオで試合の様子を聞かせて」とせがむ彼女達のために、調子の悪いアンテナを身体を乗り出して直したり、喉が渇いたと言うのでジュースを買ってあげたり……
兵士達だって、ワールドカップ出場がかかった試合なら見たくて当然だから、女の子達の気持ちも分かる。
また、どうして女の子達が試合を見れないのかちゃんとした説明が出来ないことも兵士達の行動の理由かも。
女の子達自身も(西洋的な)自由をすべて手に入れようとは思っていないけど、納得いかないのは、どうしてただ試合を見ることもいけないのか?ということ。
TV観戦ならよくて、競技場ではダメなのは何故なのか?
きっちりした説明はないようです。解釈も人によってまちまち。
これは『イラン女性の不自由さ』を描いた映画であり、考えさせられるのですが、今回は娯楽性を重視したと言う監督の話のとおり、本当に楽しめる映画です。
実際の試合の日に撮影した場面もあるそうで、試合自体はまったく映らないのですが、臨場感はたっぷり。
出演者は皆俳優ではありませんが、それも却っていい結果になった気がします。
大阪での上映は(劇場もなくなるし)今週までですが、まだ見られる地域の方はぜひぜひ。
女の子達の奮闘振りは微笑ましく、且つアグレッシブ。
見ているこちらも笑顔と元気がもらえます。
少女達の一人が試合を見たかった理由や彼女の振る舞いにちょっぴり涙したり……
難しいことは考えずに、楽しんでみてもらいたい映画です。
で、その後、ちょっぴり考えてみましょう。
試写に行ってきました。
劇場で予告を見た時から、なかなか面白そうだと思ってたんですけど、ラスト7分11秒~とかいうのに、ど~かな~?と思ってました。
こういうこという映画に限って結構、「え、分かってたで!?」みたいな結末だったり……するでしょ?
さて、『パーフェクトストレンジャー』ですが
よく出来たサスペンスだと思います。
映像のトーンとかも暗めで雰囲気を盛り上げてるし(ちょっと見難いといえば、見難い;;)
ストーリーが進むにつれて怪しい人が増えていくのも、いい感じ。
うん。
なかなか面白かったよ。
でも……ラストはそこまで衝撃でも……
やっぱり、いきなり実はこの人が犯人です!!
と、全然関係ない掃除のおばはんとかを連れて来るわけには行かないので、それなりに伏線があるわけです。
で、まぁ大分後になってからだけど、衝撃の真犯人は私の怪しい人リストに入っていたのですよ。
「あぁ~あれ(伏線)は、やっぱりそういう意味なのね~」という……
それと、『秘密』は守り難くまた暴き難し(ってクローザー!?)ていうのを実感するラストです。
でも、試写でなくて見ても「金返せ!!」と言うほどでもないかも。
あ、ハル・ベリーがキレイちゃうねよ。
ホント、ここぞ!っていうシーンしかキレイじゃないの。
冒頭なんか、まぁ、新聞記者で飾り気がないっていう設定やと思うけど、疲れたキャリアウーマン調。
なので、ちょっとガッカリやね。
直接映画の感想ではないけど
あんな強いオカンやったらよかったのにな~と思った。
まぁ、そしたら違うトラウマが生まれるてるんやろけどね……
『ボウリング・フォー・コロンバイン』はなかなかよかったけど『華氏911』で、ちょっとどうよ!?と思った監督だけに、迷ったのですが、テーマ自体にも興味があったので……
米国で怪我や病気をするとお金がかかると聞いたことはあったけど、あんなシステムだとはちっとも知らなかったです。
日本で言う医療保険を拡大したような感じなのかな~?
そりゃあ、保険会社はお金儲けしようと思って事業をやっているわけだから、なるべく払いたくないよねぇ……
それは、もっともな話なんだけど……
せっかく入っている保険に足蹴にされて家族を失くした人たちの話はやっぱり、胸が痛みます。
救急車は事前に申請が必要って言うのも笑うしかないよねぇ。
私も、車にはねられた時、意識不明のまま病院運ばれたもんね。いつ許可取れって言うのさ!?
生命保険とか、自動車保険とか出し渋りとか多いって聞くもんね。
それが病気になって診てもらう時も、同じようなシステムなのでは、あんな風になってしまうのももっともかなぁ。
お医者さんになるような人はもうちょっと崇高な魂を持ってていただきたいと思うんだけど、現実にはなかなか難しいのね。
日本の3割負担だってなかなかに厳しいのに……(>_<)
私の場合、歯医者と整体には定期的に通わなきゃだし、突発で怪我したり、熱出したり、謎の蕁麻疹が出たりするしね~(-_-;)
ホントは神経科か、精神科か、心療内科あたりに通わなきゃいけないのはずい分前から自覚しているのですが、そんなことしたら多分飢え死にする……
(でも、そしたら歯軋りがマシになって歯医者に通うのちょっと減らせるかもね~;;)
ところで、CUBAの医療制度は、予告で見た時スロヴェニアのさらに下の順位だったような気がしたんだけど、見間違いかな?
あの映画で見た限りでは、かなりいいよね?
『ブエナビスタ・ソシアル・クラブ』を観た時に、家とかボロボロで、まぁ暮らし向きも裕福とは絶対に言えない感じなのに、皆メチャクチャ悲壮って風にも見えなくて、何でだろう?と思ってたのですよ。
もちろん国民性もあるだろうけど、これは、もし、身体に何かあっても、ある程度大丈夫。ってことが分ってるからなのかしら?
日本人て、家買いたいとか、車買いたいとかの理由で、お金を溜める人ももちろん多いけど、割と老後が心配、とか、もし病気になったら…という時のために貯める人も多いよね。
そういえば、この間のニュースで年金を横領した職員がその理由を「老後に備えたかった」とか言ってたんだけど…(ふざけんな!でしょ)
アメリカン・ドリーム(ダスティ・ローデスに非ず;;)って自分の手で切り開くって感じがありますよね?
だから、何でも「自分」が中心の制度になりがちなのかな~と思ったり……
ただ、これはアメリカにおいて国民が健康であろうとする権利を守るのは難しいことを訴えた映画であって、そのための手段を監督は講じていることも頭に入れとかなきゃいけない。
マイケル・ムーアの名前が出たところに「WRITTEN」という文字もあったように、彼は、脚色をしているのであって、何もかもが真実ではないってこと。
都合のいいように編集して、いかにアメリカの医療制度が素晴らしいかという映画も作ろうと思えば作れる、逆もまた真なりってヤツ?
確かに、フランスやイギリスの制度はいいですよね。
でも、その分税金が高かったりとかするわけですけど、そこはあまり言わない。
まぁ、でも、心配だからお金を確保しておきたいんであって、病気しても大丈夫!って誰もが安心出来るならもう少し税金とか払ってもいいよねぇ?
一人暮らしの身としてはフランスのクラシ○ンみたいに24時間往診してくれるのっていいなぁと思った。
具合が悪すぎて病院に行くのが無理!!ってことが、何度もあったですよ。
かといって、救急車呼ぶわけにもさ~(~_~;)
それと、イギリスだっけ?のポイント制みたいなのはいいなぁ。
日本の点数制って、出した薬とか検査とかで決まるんでしょ?
だから、高い新薬を買わされたりするわけですよ。
そうじゃなくて、コレステロール値が下がったからとか、血圧が下がったからという、患者の状態がよくなったらポイントがつくっていいじゃないですか。
だったらもっと、患者のこと考えて治療するようになると思うよ。
製薬会社のおいしそうな話にばかり乗りたがる医者よりずっといいでしょ?
というわけで、『華氏911』で私の不興を買った(だって、あれじゃただの個人攻撃でしょ?)監督は、制度自体を批判するという所に立ち戻って、ちょっとポイントUPかな?