忍者ブログ
私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
オモシロモノ
最新コメント
[09/11 クマネズミ]
[07/20 クマネズミ]
[07/16 クマネズミ]
[05/23 樹里@]
[03/05 angie]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
バーコード
ブログ内検索
かうんたー
数え始め 2006/11/14
[67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

英国が誇る伝説のロック・バンド≪THE WHO≫。
その栄光の軌跡を辿るロック・ドキュメンタリー。
ビート・タウンゼンドとロジャー・ダルトリーの承認のもと、数多くの関係者の証言や現存する貴重なライヴ映像等、ザ・フーの実像に迫った迫真の記録。(なんだって)

友達にぃ、「まだ、見るか!?」って言われました(^_^;)
まだ見るともさ!!
このドキュメンタリーはピートとロジャー、それに歴代のマネージャーや、プロデューサー等、当時の彼らを知る人たちのインタビューと今回発見されたという貴重なものも含めたライヴ映像などで構成されている。
いわゆる、イスに座って当時の人たちの話しを聞くいかにもなドキュメンタリーに伝説となったライヴが挟み込まれているのだ。
この、イスに座って語る人たちの話しを聞く形態は……、寝ちゃうんだよね~(~_~;)
そうならないのは、やっぱり間に寝させないものが挟まれているから。
2時間たっぷり。
レイトショーだったせいもあるのでしょうが、なんだか疲れた……
途中からは頭痛も(>_<)
ケニー・ジョーンズのインタビューで、ちょっと「うきゃ!」ってなって持ち直したけど(笑)
印象的だったのはピートの話で、キッチリ覚えてないから、以下内容は何となく、なんだけど
「俺は、ロジャーのことを分かってやってなかった。キースもジョンも天才で、俺もそうだ。でも、彼はただのシンガーだ。」
これを聞いた時に、何で自分がロジャー・ダルトリーって人を好きなのかちょっと分かった気がした。
この人には凡人の悲哀があるんだよ。
普通、バンドに天才なんてものはせいぜい1人いればいい方だと思う。
でも、(ピートの言い分だと)WHOはその逆ってことだ。
凡人の彼は、天才達についていくために必死で背伸びをしてたってことだ。
THE WHOというバンドの『声』になるために。
でも、まぁ、もしももう1人も天才だったら、もしくは誰かが歌って3人の天才だけでバンドをやってたとしたら崩壊はあっという間に訪れたと思うけど。

いろんなことが、ホントにホントにたくさんあって、ピートとロジャーはライヴの終わりに抱き合うなんていう40年前には信じられないようなことが出来るようになったんだな。
ということが分かる映画。
ファンでなくても、一つの特異な社会形態のドキュメンタリーとして面白いかもしれないけど、ファンでないと相当疲れるかも。

そうそう、この映画でチョコッと出てくる1977年のキルバーンでのライヴ。
つまり、キースがいた頃の最後であろうライヴ映像が手に入ります。
私が見たのはHMVさんのサイトだったけど、他でも買えるでしょう。
リージョンの関係なのか、『ブルーレイ』のみが販売されています。
上映も決まったみたいですけどね。
『ブルーレイ』のDVDが再生できるセレブリティーなあなた様、いかがですか?
私は……まだまだ無理ですな(>_<)
PR
気になっていたこの映画、観てきました。

チーズで有名なスイスはエメンタール地方の小さな村で暮らすマルタばぁちゃんは最愛の夫に先立たれて失意のどん底にいた。
このままじゃいけないと考えた彼女の友達三人組。
その一人がマルタの家に出かけ、夫の洋服などを処分させようとしていた時、クローゼットの棚にキレイな箱を見つける。
見せまいとするマルタを説き伏せ、中を開けるとそこには刺繍やレースで美しく飾られたランジェリーが!
「昔はこういうものを作っていたの。」懐かしそうに語るマルタ。
ある日、裁縫が得意だったという話を聞きつけ村の合唱団の旗の修繕を頼まれた。
その布の買出しのために友人達と街へ出かけることに。
久々に出かける街、店に飾られた美しい生地やレースを見るうちにマルタの目は輝き始める。
買い物も終わり、カフェでお茶を楽しむ彼女達。
マルタは『パリでランジェリーブティックを開くのが夢だったのよ。』と語り始める。
アメリカ帰りのリジーは今からでも遅くないと勧めるが、他の2人は保守的な村で下着の店なんて……と否定的。
マルタもただの昔話だと笑うのだが……
村に帰り、旗を繕うためにミシンを操るうちに、むくむくとその夢が甦ってきた。
街へ出かけ、生地やレースを買い揃え、リジーにモデルになってもらい……
マルタの夢は、この田舎の村で叶えられるのか?

ちょっとホロリとさせられて、ばぁちゃん達の思い切った行動にスカッとしたり笑ったり、元気が出る映画です。
お店を始めると決めたマルタは突如キラキラと輝いて見える。
保守的な村ゆえにランジェリーショップは様々な妨害に遭う、実の息子もいい顔をしない。
そんな時に、聞きかじったインターネットでの販売を持ちかけ、コンピューターを勉強する友達のばぁちゃんも、旦那さんを施設入れさせないために自動車学校に通うと決めたばぁちゃんも。
皆それまでとは、見違えるように生き生きし始める。

月並みな表現だけどさ、やっぱり、夢を諦めないっていいことだよ。

それにしても、のどかに見える小さな田舎の村もやっぱり社会、色んなものが渦巻いているんだね(~_~;)
昨年の大阪ヨーロッパ映画祭で紹介された時のタイトルは「遅咲きの乙女たち」。
幾つになっても、女は乙女なんだよ、うん。

新しく西宮に出来る映画館での試写会に連れてってもらいました。

40年以上にわたり、第一線を走り続けるザ・ローリング・ストーンズのライヴを熱狂的ファンであるマーティン・スコセッシ監督が撮影した作品。
2006年秋、二ューヨークのビーコン・シアターで開催されたザ・ローリング・ストーンズの2回のライブ。
それを、アカデミー賞受賞撮影監督率いる撮影チームが集結し、あらゆる機材を駆使して撮影。
さらに本作は、コンサートの全体像から舞台裏そして、懐かしい映像も織り交ぜてある。

え~っと、撮りたいって言ったのはミックなの?
チラシを読んだんですが、それだと言いだしっぺはどちらなのか謎のまま。
セットには文句つけるし、セットリストは全然出さないし。
舞台のセットについてはミックもスコセッシもお互いに相手の意向だって言ってるんだよね(^_^;)
普通のライブを撮影した作品と違うのは、それを撮るスコセッシのイライラをも私達に見せていること。
そりゃぁ、ギリギリまで色々練って考えるものだろうけど、セットリストってさ。
でも、撮影のプランというか、カメラのセッティングとか、段取りって物があるんだから、そこんところはちょっと考えないといけないんじゃないの?
まぁ、そんな、スコセッシに思わず同情しちゃうような舞台裏も見せるし、昔々の美しかったキースとかも見せてくれる。
も~何があったんやろね?
いや、ずい分前に音楽雑誌にキースがバラの蕾持って車の前にたたずんでいる写真があってさ。
「だ…、誰、この美々しい男は誰っ!?」とうろたえつつ、よぉっく名前を探したらキースだった。
あぁ、やっぱ、クスリはいかんなぁ……と(~_~;)
それはさておき、ま、そういうライヴだけではない映像も織り交ぜられて時の流れの無常さを感じたり、いつもは王様であろう監督の悲哀を垣間見たり出来ます。
が、
メインはやっぱりライヴ。
いつもはスタジアム級の会場でライヴを行う彼らを間近で見られる(ま、あんまり近いのも考え物かもしれないけど;;)チャンス。
とにかく、ミック・ジャガーって人はどうかしているよ!といいたくなるほどのエネルギッシュさをとくとご覧あれ。
キースが、チャーリーがドラム台から降りるのに、手を貸したり、カーテンコールに出てきた時にミックが何故かチャーリーのブルゾンのジッパーを下げたりというような細かいところも見れてしまうのは、スクリーンならでは。
ストーンズって、一回くらい観てみたいとは思うけど、3万も5万も出して、ドームの小指みたいなオヤジ達を観るのは何だかなぁ……
と思ってたのですよ。(そりゃ、そうでしょ?)
なので、私みたいに、一回観てみたいけどお財布の中身も厳しいという人にはピッタリなんじゃないでしょうか?
それと、ゲストも嬉しい。
私が一番嬉しかったのは、あのブルースマン。
メンバーより若く見えるよ(^_^;)
声も一番出てるしさ~(笑)

そうだ、このライヴはクリントンの関係なんですかね?
前説(?)もやるし。
でも、甥っ子とか、ヒラリーの母ちゃんとかがいかにもV.I.Pなおもてなしを受けてるのは、ファンとしてはちょっと腹立つかもね~(~_~;)

あ、この映画に関してのインタビューとかちょっと読んだのですが、私とミックに共通点が!!
スコセッシの映画で好きなのは『クンドゥン』。
これを聞いたスコセッシは、鼻で笑ってたらしいですが……
スコセッシをあんま好きじゃない私が、唯一よかったと思う映画と、スコセッシを好きらしいミックが選ぶ映画が一緒って、ちょっと面白いな、と。

shine a light

S_2men.jpgタイムリーにも、今年のピープル誌の選ぶ最もセクスィーな男性に選ばれたヒュー・ジャックマンの主演で自分の製作会社の最初の作品ですね。

絵に描いたような真面目な会計士ジョナサン・マコーリー(ユアン・マクレガー)。
彼は、大きな会計事務所に勤めたものの仕事は一人で外回りばかりで、孤独を感じていた。
しかし、ある日、監査員として派遣された大手法律事務所で、ワイアット・ボーズ(ヒュー・ジャックマン)と名乗る弁護士と出会い、意気投合する。
ハンサムでユーモアあふれる会話でたちまちジョナサンの心を捕らえたワイアット。
彼は高級なスーツを着こなし、休日には女の子たちとテニスを楽しむセレブな生活を送るエリート。
ジョナサンのつまらなかった日常が、自分とはかけ離れた世界に住むワイアットという新しい友人によって一変する。
ある日、一緒に公園でランチを取った二人、別れ際に携帯を取り違えたことで、ジョナサンの生活は更に大きく変化することになる。
ワイアットの携帯宛てにかかってきた電話によって。
「Are You Free Tonight ?」
実は、それは、秘密の合言葉。
お互いに名前も明かすことなく一夜限りの情事を楽しむエグゼクティブ限定の会員制秘密クラブのメンバーからの誘いの電話だったのだ。
ジョナサンは魅力的な女性たちとの一夜限りの関係にハマっていく。

ある晩、いつものように一夜の関係を求めて待ち合わせたジョナサンに、予期せぬ出来事が起こった。
そこに現れたのは、以前に帰宅途中の地下鉄のホームで見かけた美しい(か!?)女性(ミシェル・ウィリアムズ)だったのだ。
地下鉄での出会いが忘れられなかったジョナサンは彼女に夢中になる。
しかし名前が“S”から始まることしか知らない彼女との情事が、彼を予測だにしなかった世界へと引きずり込んでいく。

大人のエロティック・サスペンス、なんだそうですよ。
子どもには不向きだった~(^_^;)
起承転転結といった感じに、騙される仕掛けが随所にあって、飽きずに楽しめます。
私は眼鏡のユアンて好きなのですが、今回も眼鏡姿が堪能できて眼鏡マニアックには楽しいです。
ヒューの眼鏡姿も見れちゃうし。
でも、こういう風に眼鏡かけてパソコンをカタカタやってるユアンて前にも見たことあるなぁ…と思ったんですが、銀行員だか証券マンだかが横領して破滅していく話でしたっけ?
タイトルなんだっけな~まぁいいや。
さてさて、今、一番セクスィーな男でございますが、ますます首が太いんじゃない?
う~む、ウルヴァリンならいいけど、私の好みとしてはちょっとな~(~_~;)
胸板も厚すぎ。
ま、スーツってある程度の体格が、似合うには必要らしいんですけどね。
バッチリ着こなしてる系の人はあまり好きじゃないので(笑)
それにしても、まぁ、みんなシワシワやね;;
シャーロット・ランプリングは、さすがに下着姿はちょっと厳しいわ~と、思ったり。
見れる方やと思うんですよ、全然マシな方と思うんですけど、ま、やっぱりね~。
この、シャーロット・ランプリングみたいな人と当たった時に、そのまま行く気になったのが、凄いなっちゅうか無理あるっちゅうか……
この秘密クラブには実在のモデルがあるらしくって、ルックスとか収入とかある程度の基準を満たさないとダメらしいから、速攻帰りたくなるような相手は来ないんでしょうけどね~(~_~;)
ミシェル・ウィリアムズは……私だったら、この程度の女にこんなに頑張れないよ。って感じ。
MUSAで、チャン・ツィイー如きに命はかけられへんわ~と思ったような感じですな。
ま、好みですから。
ふくらはぎの上の方、膝のすぐ下の辺りの筋肉が何か妙にボコついているのが気になりました……(どこ見てるんだ;;)
ま、私と違ってSに命がけになったジョナサンは、今までに考えもしなかったような体験を通して変わっていく。
なので、ある種の成長物語ともいえるでしょう。
多分、終わりのシーンのジョナサンの方がいい男だって言いたいんやろね。
私はちょっと違うけど(^_^;)

そんなわけで、(どんなわけだよ;;)なかなかハラハラドキドキ楽しませてもらったのですが、ラストシーンがな~
もっと悲惨で無残で残酷で後味の悪~い、明日への希望なんか持てないようなラストがよかったな。
て、ことは、反対ってことです。
うぅむ、アメリカ的?

ところでさ、マコーリーって名前が呼ばれるたびに、ぷっ(^u^)てなった人、他にいませんか?
だって~あの人を思い出すと笑けるやんか?
M.S.Gにいたあの人を。

男の渋いドラマやアクションを撮り続けてきた香港の鬼才ジョニー・トー監督の初の恋愛映画。
脚本は『ラヴソング』のアイヴィ・ホー。
主人公のアトン役には、台湾の大人気ユニットF4のヴィック・チョウ。

う゛~ん……
ちょっとしんどかったので、レイトショーしか時間の合わないXファイルはキツイし、イーグルアイも別に見たくないし……
という訳でこれを観ました。
まぁ、ちょっと気になってたのよ。
F4は特に好きって訳でもないけど。
ヴィックよりはジェリーの方がちょっと好きかも、だし(笑)
ジョニー・トーは『エレクション』が気になってたんだけど、見そびれちゃってました。
印象としては北野武のようなタランティーノのような感じ?
黒社会系?
なので、まぁ、私の得意分野ではないんですけど……
『ラヴソング』は、珍しく、私がいいと思えたラヴ・ストーリーで、その脚本家が今回も手がけているというのが大きかったかな~
あと、タイトル。
私は、この邦題は、結構好き。
これで、40%くらい持っていかれた(笑)

大学の人気者で恋人はミスキャンパスというアトンに密かに想いを寄せていたエンジャ。
想いが通じて2人は次第に惹かれ合い結ばれる。
しかし、ある日口論の最中にアトンは事故で帰らぬ人となってしまう。
それから3年、法律事務所で働くエンジャは、哀しい過去を忘れることが出来ず、病院に通い、薬に頼る日々を送っていた。
そんなある夜、アトンが3年前と変わらぬ姿で目の前に現れる。
これは幻覚?それとも幽霊なのか?
最初は、恐怖に震えていたエンジャだが次第にアトンを受け入れ始める。
そして二人で過ごすうち、アトンの秘められた想いが次第に明らになっていく……

と、粗筋を書くと、何だかロマンチックですな。
でも~、最初、ホラーかと思うよ(-_-;)
アレ!?って感じ。
映像の独特の美しさでは定評のある(らしい)監督、これは別に、まぁいいや。
ヴィックは、正直言って上手くはないと思うけど、まぁボロクソに言うほどでもね。
ヒロイン役は、3年後がメインの設定だから、学生時代ちょっと無理あるわ~;;というのは大目に見て。
ラスト、ヒロインは爽やかに立ち直って、アトンも行くべきところに行ったんでしょう。

何がいけなかったんだろう(?_?)
一番よかったのは、アトンのオトンですわ。(シャレではない;;)

何かね~、やっぱり、この監督にラヴ・ストーリーは、無理ってことじゃないの?
来年かな?にやるEXILEDは、良さそうね。
アンソニー・ウォンに、リッチー・レン。
やっぱ、男臭い映画を撮ってた方がえぇんちゃうかな~(^_^;)
忍者ブログ [PR]